このページでは、Cloud SQL for SQL Server での tempdb データベースの管理について説明します。
tempdb データベースは、一時テーブル、ストアド プロシージャなど、多くのオブジェクトを保持するシステム データベースです。インスタンスでは、このデータベースに対して一般的なオペレーションを実施できます。
必要に応じて、インスタンスの tempdb データベースを管理できます。
tempdb データベースは、インスタンスが再起動されるたびに再作成されます。ユーザー権限の損失を防ぐため、Cloud SQL はインスタンスの再起動後に sqlserver
ユーザーに権限を付与します。
概要
sqlserver
ユーザーには、tempdb データベース オプションを管理するための ALTER 権限があります。
tempdb データベースの管理に関する一般的な情報をご覧ください。
tempdb ファイルの管理
インスタンスに接続すると、sqlserver
ユーザーは tempdb ファイルを管理できます。
ファイル数
ユーザーには tempdb データベースに対する CONTROL 権限があります。ユーザーはファイル数などの設定を管理できます。たとえば、次のオペレーションを実施できます。
ALTER DATABASE [tempdb] ADD FILE
ALTER DATABASE [tempdb] REMOVE
ファイルサイズ
ユーザーは tempdb データベース内のファイルのサイズを管理できます。ALTER DATABASE
文を使用したファイルサイズ オプションの変更については、ALTER DATABASE(Transact-SQL)ファイルおよびファイルグループ オプションをご覧ください。
次のステップ
- インスタンスの設定について確認する。
- Cloud SQL インスタンスのモニタリングについて確認する。