パフォーマンス ダッシュボードのパケットロスの指標は、プロジェクトで自動的に収集されます。
設定を行う必要はありませんが、プロジェクトのパフォーマンス ダッシュボードに詳細を表示するには、プロジェクトに一定数の VM が必要です。詳細については、指標をご覧ください。
パフォーマンス ダッシュボードのパケットロス指標に影響を与えるイベントが表示されるまで、最大 10 分かかる場合があります。
パケットロスのグラフに、一定期間のパケットロスが表示されます。縦軸はパケットロスの割合を示し、横軸はロスがいつ発生したかを示します。
コンソール
- Google Cloud コンソールで、[パフォーマンス ダッシュボード] ページに移動します。
- [プロジェクト] をクリックします。
- [オプションを表示] パネルの [トラフィックの種類] セクションで、[クロスゾーン] を選択します。
- [指標] セクションで、[パケットロス] を選択します。
- [期間] セクションで、表示間隔を [1 時間] から [6 週間] で選択します。
- [Google Cloud のリージョン] セクションで、データを表示するリージョンを選択します。最大 5 つのリージョンを選択できます。
- 横軸の時間をクリックすると、その時点のゾーンのペア間の平均パケットロスのヒートマップが表示されます。時間セレクタをスライドして、さまざまな時間のパケットロスを表示できます。
- ヒートマップで特定の四角形をクリックすると、この 2 つのゾーン間のパケットロスの双方向グラフが表示されます。
共有 VPC サービス プロジェクトで、個々のサービス プロジェクトがすべての情報にアクセスできない場合があります。たとえば、あるサービス プロジェクトは 1 つのゾーンにのみ VM を持ち、別のサービス プロジェクトは別のゾーンにのみ VM を持つとします。2 つの VM のセットがトラフィックを交換している場合、各サービス プロジェクトは VM に向かうトラフィックのパケットロスの詳細にアクセスできます。
同様に、異なるプロジェクトにあるピアリングされた Virtual Private Cloud(VPC)ネットワークでも、各プロジェクトが VM に向かうトラフィックのみのパケットロス情報にアクセスできます。
複数のプロジェクトの情報を表示する方法については、複数のプロジェクトのネットワーク パフォーマンスをモニタリングするをご覧ください。
次のステップ
- Google Cloud パケットロス ダッシュボードを表示する
- プロジェクト固有のレイテンシ ダッシュボードを表示する
- Google Cloud レイテンシ ダッシュボードを表示する
- パフォーマンス ダッシュボードの指標
- パフォーマンス ダッシュボードをトラブルシューティングする