有効にすると、Google Cloud オペレーション スイートの Logging 機能を活用して、Migrate for Compute Engine 環境の問題を診断できます。これらのログを Migrate for Compute Engine のサポートと共有して、問題解決のスピードアップを図ることもできます。
Migrate for Compute Engine のすべてのログは、Velostrata Manager をホストしているプロジェクトの Google Cloud オペレーション スイートに送信されます。
Migrate for Compute Engine デプロイにはそれぞれ固有の ID があり、Google Cloud オペレーション スイートの namespace
リソースラベルに反映されます。
Google Cloud オペレーション スイートの Logging コンソールの使用
Google Cloud オペレーション スイートのドキュメントでは、Logging コンソールのフィルタ方法と検索方法について説明しています。以下の説明は、このインターフェースに関する知識があることを前提としています。
名前空間を見つける
名前空間 ID を確認するには、次の手順に従います。
- マネージャーにログインします
- [System Settings] をクリックします。
- [Logs] タブをクリックします。
- ページの下部にある [System ID] をコピーします(例: QWEX1234)。これは Google Cloud オペレーション スイートで使用する名前空間です
Google Cloud オペレーション スイート ログをフィルタする
Google Cloud オペレーション スイート ログについて詳しくは、ドキュメントをご覧ください。
- [ログ エクスプローラ] ページに移動
- ページの上部のバーで、正しいプロジェクトが選択されていることを確認します。
リソースタイプのプルダウン リストで、[Generic Node Resource](
resource.type="generic_node"
)を選択します。
次のレベルのいずれかまたは両方をフィルタできます。
A. namespace
。上記手順でコピーした値を使用します。名前空間を使用すると、Migrate for Compute Engine 環境のログのみを表示できます。
B. 個別の Migrate for Compute Engine コンポーネントは、次の monitored_resource
ラベルでフィルタできます。
Velostrata_Manager
Velostrata_CloudExtensionNode
Velostrata_OnPremBackend
Velostrata_ManagedVM
。移行した VM で開始された Migrate for Compute Engine のオペレーションのログが含まれます。これらの VM のシステムログは含まれません。
たとえば、Cloud Extension のログのみをフィルタするには、ログのリスト上部にあるテキスト ボックスに label:monitored_resource:Velostrata_CloudExtensionNode
を貼り付けます。