このページでは、Memorystore for Redis インスタンスの Redis のバージョンをアップグレードする方法について説明します。利用可能なバージョンのリストについては、サポート対象のバージョンをご覧ください。アップグレード操作中のインスタンスの動作の詳細については、バージョン アップグレード時の動作をご覧ください。
インスタンスの Redis のバージョンをアップグレードするためのベスト プラクティス
バージョン アップグレード オペレーションを実行する前に、インスタンス データをエクスポートすることをおすすめします。
インスタンスをアップグレードすると元には戻せません。Memorystore for Redis インスタンスの Redis のバージョンをダウングレードすることはできません。
標準階層インスタンスの場合、バージョン アップグレード オペレーションの速度と信頼性を向上させるには、インスタンスのトラフィックが少ない期間にインスタンスをアップグレードします。インスタンスのトラフィックをモニタリングする方法については、Redis インスタンスのモニタリングをご覧ください。
インスタンスのバージョンのアップグレード
Console
- Google Cloud コンソールの [Memorystore for Redis] ページに移動します。
Memorystore for Redis - アップロードするインスタンスのインスタンス ID をクリックします。
- [構成] セクションで、[Redis のバージョン] の横にある [アップグレード] をクリックします。
- ダイアログの [アップグレード] ボタンをクリックしてインスタンスをアップグレードします。
gcloud
インスタンスの Redis バージョンをアップグレードするには、次のコマンドを入力します。variables は、適切な値に置き換えてください。
gcloud redis instances upgrade instance-id --redis-version=version --region=region
ここで
- instance-id は、インスタンス ID です。
- version は、アップグレードするバージョンです。
- 指定できる値は
redis_4_0
、redis_5_0
、redis_6_x
、redis_7_0
、redis_7_2
です。
- 指定できる値は
- region は、インスタンスがプロビジョニングされるリージョンです。
次に例を示します。
gcloud redis instances upgrade myinstance --redis-version=redis_7_0 --region=us-central1