Memorystore for Redis は、ネイティブの Redis 構成パラメータのサブセットをサポートしており、これを変更することで Redis インスタンスの動作をカスタマイズできます。その他の Redis 構成パラメータはデフォルト値に設定されており、変更できません。構成の変更は直ちに反映され、インスタンスの再起動は必要ありません。また、インスタンスを再起動すると変更内容が保存されます。変更可能な構成パラメータは、インスタンスの作成後に更新できます。
変更可能なパラメータの有効な値と変更不可能なパラメータのデフォルト値を示した表については、Redis 構成リファレンス ページをご覧ください。
Google Cloud Console での構成の表示と更新
- Google Cloud コンソールで [Memorystore for Redis] ページに移動します。
Memorystore for Redis - インスタンスのインスタンス ID をクリックします。
- [編集] をクリックします。
- [Configurations] セクションが表示されます。構成の右側にあるゴミ箱をクリックして削除するか、[構成を追加] をクリックして新しい構成を追加します。
Google Cloud CLI を使用した構成パラメータの設定と更新
変更可能な構成パラメータは、インスタンスの作成時または更新時に設定できます。作成時に構成パラメータを設定するには、次のコマンドを入力します。highlighted-variables は適切な値に置き換えてください。
gcloud redis instances create instance-id --size=size --region=region-id --zone=zone --redis-config maxmemory-policy=policy
既存のインスタンスの構成パラメータを変更するには、次のコマンドを入力します。
gcloud redis instances update instance-id --update-redis-config maxmemory-policy=policy
Google Cloud CLI での現在の構成パラメータの表示
インスタンスの作成時または更新時に設定した構成パラメータを表示するには、そのインスタンスに対して describe
コマンドを入力します。
gcloud redis instances describe instance-id --region=region-id
構成をデフォルト値から変更しない限り、describe
を実行しても構成パラメータは表示されません。