GKE で Ray オペレーターのログを表示する


このページでは、GKE で Ray Operator を使用するときに、Cloud Logging を使用して Google Kubernetes Engine(GKE)で Ray Operator ログを読み取る方法について説明します。

始める前に

作業を始める前に、次のタスクが完了していることを確認してください。

  • Google Kubernetes Engine API を有効にする。
  • Google Kubernetes Engine API の有効化
  • このタスクに Google Cloud CLI を使用する場合は、gcloud CLI をインストールして初期化する。すでに gcloud CLI をインストールしている場合は、gcloud components update を実行して最新のバージョンを取得する。

要件と制限事項

Ray Operator ログは、GKE クラスタ バージョン 1.33.1-gke.1231000 以降で使用できます。

Ray オペレータのログを表示する

GKE で Ray オペレーターを有効にすると、オペレーター ログが Cloud Logging で自動的に使用可能になります。

ログを表示する手順は次のとおりです。

  1. Google Cloud コンソールで、[ログ エクスプローラ] ページに移動します。

    ログ エクスプローラを開く

  2. クエリエディタを開きます。クエリエディタに式を入力し、[クエリを実行] をクリックします。

    ログ エクスプローラでは、次のサンプルクエリを使用できます。

       resource.type="k8s_control_plane_component"
       resource.labels.cluster_name="CLUSTER_NAME"
       resource.labels.location="CLUSTER_LOCATION"
       logName="projects/"PROJECT_NAME"/logs/container.googleapis.com%2Fray-operator"
    

    次の値を置き換えます。

    • CLUSTER_NAME: GKE クラスタの名前。
    • CLUSTER_LOCATION: クラスタのコントロール プレーンの Compute Engine のロケーション。リージョン クラスタの場合はリージョン、ゾーンクラスタの場合はゾーンを指定します。
    • PROJECT_NAME: 実際の Google Cloud プロジェクト ID

    このクエリは、Ray クラスタのステータス、Ray リソースの作成、Ray リソースの調整など、Ray Operator アドオンに関連するログを返します。