Integration Connectors での自動スケーリングについて
このページでは、Integration Connectors での自動スケーリングの動作について説明します。
インテグレーション コネクタは、 Google Cloudの大規模なサービスと同じ基盤となるインフラストラクチャ上に構築されており、自動スケーリング機能を備えています。これにより、Integration Connectors は、接続数とノードが処理するトランザクション数に基づいてノード数を自動的にスケーリングできます。
Integration Connectors での自動スケーリングの仕組み
Integration Connectors は、使用状況に応じて Integration Connectors ノードの数を自動的にスケーリングします。容量を確保して自動スケーリングをバイパスするには、接続の最小ノード数を調整します。処理するトランザクションが多い接続には、より多くのノードが必要です。処理するトランザクションが少ない接続では、必要なノードが少なくなります。ノードの値を構成するには:
- 従量課金制をご利用のお客様は、接続の作成または編集時にノードの最小値と最大値を構成します。
- サブスクリプションをご利用の場合は、サポートにお問い合わせください。
ノードが処理できる最大トランザクションは、さまざまな要因によって異なります。スループットを改善するために最小ノード数を増やす前に、バックエンド システムが増加したトラフィックを処理できることを確認してください。
Integration Connectors は、定義された割り当てと上限に準拠しています。これらの割り当てと上限の増加をリクエストできます。詳細については、上限のドキュメントをご覧ください。
Integration Connectors の使用状況をモニタリングする
Integration Connectors は、指標を Cloud Monitoring に自動的にエクスポートします。これらの指標は、接続の使用状況、パフォーマンス、健全性に関する分析情報を提供します。これらの指標を使用して、自動スケーリングの動作を把握し、最適化します。次の表に、接続の使用状況と状態をモニタリングするための Integration Connectors の指標を示します。
指標名 | 説明 |
---|---|
接続状態 | 接続の現在の状態(アクティブ、無効など)。 |
リクエスト数 | 接続を介して行われたリクエストの数。 |
アクティブ ノード | 接続のアクティブなノード数。 |
接続ステータス | 個々の接続の詳細なステータス。 |
詳細については、コネクタをモニタリングするをご覧ください。