Integration Connectors の概要

Integration Connectors を使用すると、インテグレーションからさまざまなデータソースに接続できます。コネクタにより、Google Cloud サービスとサードパーティのビジネス アプリケーションの両方が透過的で標準的なインターフェースを介してインテグレーションに公開されます。インテグレーションの開発者は、プロトコル固有の知識やカスタムコードの使用を必要とすることなく、増え続けるアプリケーションとシステムのプールに簡単に接続できます。

主なメリット

Integration Connectors を使用すると、接続されている各サービスやアプリケーションの主要な構成をすばやく簡単に実装できます。

  • 認証: 各コネクタには、ターゲット アプリケーション用に構成できるサポート対象の認証方法が 1 つ以上用意されています。
  • エンドポイント構成: 各コネクタは、URL、テナント ID、またはコネクタタイプに固有のその他の識別メカニズムを介して、アプリケーションまたはテクノロジーの 1 つのインスタンスに接続するようにカスタム構成されています。
  • プロトコル メディエーション: 各コネクタは、Java Database Connectivity(JDBC)などのターゲット アプリケーションのネイティブ通信プロトコルを、REST などの標準通信プロトコルに変換します。
  • データ形式のメディエーション: 各コネクタは、ターゲット アプリケーションのネイティブのデータ形式を標準化されたデータ形式に変換します。 コネクタは、ターゲット データのスキーマをお使いのインテグレーションに読み込み、データを統合タスクで使用できるようにします。
  • データ検出: 各コネクタはターゲット アプリケーションを検査し、統合で使用できるデータ オブジェクトとオペレーションのリストを提供します。
  • イベント サブスクリプション: コネクタのイベント リスナーを構成し、イベントを使用して統合をトリガーできます。

簡素化されたインテグレーション開発

インテグレーションの開発者は、Google Cloud コンソールを使用して次のことができます。

  • 一度接続を作成して構成し、その後の統合で接続を使用する。
  • 使用可能なさまざまなターゲット アプリケーション インターフェースを探す。
  • 標準化され、合理化された方法で複数の異なるソースと形式のデータを操作する。

次のステップ