Python ランタイム

概要

Cloud Functions の関数は、オペレーティング システムのバージョンに加えアドオン パッケージ、言語サポート、お使いの関数をサポートして呼び出す Functions Framework ライブラリで構成される環境で実行されます。この環境は言語バージョンで識別され、ランタイムとして知られています。

ランタイムに関する一般的な情報と、各 Python ランタイムが使用する Ubuntu のバージョンについては、Cloud Functions 実行環境をご覧ください。

Cloud Functions で Python の使用を開始するには、クイックスタートをご覧ください。

ランタイムの選択

Cloud Functions は、ランタイム サポートのページに記載されている複数のバージョンの Python をサポートしています。デプロイ時に関数の推奨 Python ランタイムを選択できます。

gcloud

Google Cloud CLI を使用している場合は、--runtime パラメータを使用してランタイムを指定します。例:

gcloud functions deploy NAME --runtime python312 --trigger-http

その他のデプロイ パラメータについては、Google Cloud CLI を使用してデプロイするをご覧ください。

コンソール

Google Cloud コンソールを使用している場合は、Google Cloud コンソール クイックスタートで詳しい手順をご覧ください。

関数の準備

関数は、Google Cloud コンソールから直接準備することも、ローカルマシンで作成してアップロードすることもできます。Python 開発用にローカルマシンを準備するには、Python 開発環境の設定をご覧ください。

Cloud Functions で Python の使用をすぐに開始するには、クイックスタートをご覧ください。

ソースコードの構造

Cloud Functions で関数の定義を見つけるためには、ソースコードが特定の構造に従っている必要があります。詳しくは、Cloud Functions の作成をご覧ください。

依存関係の指定

Python で記述された Cloud Functions の依存関係を指定するには、2 つの方法があります。1 つは pip パッケージ マネージャーの requirements.txt ファイルを使用する方法、もう 1 つは関数と一緒にローカル依存関係をパッケージ化する方法です。詳しくは、Python での依存関係の指定をご覧ください。

Cloud Functions では、Pipfile/Pipfile.lock で依存関係を指定できません。プロジェクトにこれらのファイルが含まれないようにする必要があります。

環境変数

Python ランタイムは、必要に応じて関数で使用する特定の環境変数を自動的に設定します。詳しくは、環境変数の使用をご覧ください。