Cloud DNS を使用してドメインを設定する

このチュートリアルでは、ドメインを登録し、サンプルのウェブサーバーを設定し、Cloud DNS を使用してそのウェブサーバーを指すドメイン URL を設定するプロセスを最初から順に説明します。

このチュートリアルでは、次の手順を示します。

  1. Google Domains を使用してドメイン名を登録する
  2. 仮想マシン インスタンスを作成する
  3. 基本的な Apache ウェブサーバーを実行する
  4. Cloud DNS を使用してドメインを設定する
  5. Google Domains のネームサーバーを更新する
  6. 設定を確認する

ドメイン名の登録には費用がかかります。料金については、料金とサポートされるドメイン末尾をご覧ください。

始める前に

  1. Google アカウントにログインします。

    Google アカウントをまだお持ちでない場合は、新しいアカウントを登録します。

  2. Google Cloud Console の [プロジェクト セレクタ] ページで、Google Cloud プロジェクトを選択または作成します。

    [プロジェクトの選択] ページに移動

  3. Cloud プロジェクトに対して課金が有効になっていることを確認します。プロジェクトに対して課金が有効になっていることを確認する方法を学習する

  4. Compute Engine API を有効にします。

    API の有効化

ステップ 1: Google Domains を使用してドメイン名を登録する

  1. ドメインを登録するには、Google Domains にアクセスします。すでにドメインをお持ちの場合は、この手順を省略できます。
  2. 使用可能なドメイン名を確認し、使用可能なドメイン名を選択します。
  3. ドメインを購入するには、カートに追加 アイコンをクリックします。
  4. プライバシーと自動更新の設定を選択し、[保存して次へ] をクリックします。
  5. 登録を完了します。
  6. 所有しているドメインのリストを表示するには、左側のナビゲーション メニューで [自分のドメイン] をクリックします。

詳しくは、Google Domains スタートガイドをご覧ください。

ステップ 2: 仮想マシン インスタンスを作成する

Google Cloud Console を使用して Compute Engine で Linux 仮想マシン インスタンスを作成するには、次の手順に従います。

  1. Cloud Console で、[VM インスタンス] ページに移動します。

    [VM インスタンス] に移動

  2. [インスタンスを作成] をクリックします。
  3. [ブートディスク] の [変更] をクリックし、ブートディスクの構成を開始します。
  4. [Public images] タブで [Debian version 9] を選択します。

  5. [選択] をクリックします。
  6. [ファイアウォール] で [HTTP トラフィックを許可する] を選択します。
  7. [作成] をクリックしてインスタンスを作成します。

インスタンスが起動するまで、しばらくお待ちください。インスタンスの準備が整うと、[VM インスタンス] ページに緑色のステータス アイコン付きで表示されます。

インスタンスへの接続

  1. Cloud Console で、[VM インスタンス] ページに移動します。

    [VM インスタンス] に移動

  2. 仮想マシン インスタンスのリストで、接続するインスタンスの行にある [SSH] をクリックします。

    インスタンス名の横にある SSH ボタン。

Linux インスタンスとのやり取りに使用するターミナル ウィンドウが用意されています。

詳しくは、Linux VM の使用に関するクイックスタートをご覧ください。

ステップ 3: 基本的な Apache ウェブサーバーを実行する

Apache のインストール

  1. SSH ウィンドウから、Debian パッケージ マネージャを使用して apache2 パッケージをインストールします。

    sudo apt-get update && sudo apt-get install apache2 -y
    

    Apache をインストールすると、オペレーティング システムにより Apache サーバーが自動的に起動します。

  2. 次のコマンドを使用して、Apache ウェブサーバーのデフォルトのウェブページを上書きします。

    echo '<!doctype html><html><body><h1>Hello World!</h1></body></html>'\
    | sudo tee /var/www/html/index.html
    

サーバーのテスト

インスタンスの外部 IP でトラフィックが処理されているかどうかをテストします。

  1. Google Cloud Console の [VM インスタンス] ページに移動します。

    [VM インスタンス] ページに移動

  2. [外部 IP] 列で、インスタンスの外部 IP をコピーします。
  3. ブラウザで、http://[EXTERNAL_IP] に移動します。接続に https を使用しないでください。サーバーが Connection Refused エラーを返します。

これで「Hello World!」ページが表示されたはずです。

詳しくは、基本的な Apache ウェブサーバーを実行するをご覧ください。

ステップ 4: Cloud DNS を使用してドメインを設定する

  1. Cloud Console で [DNS ゾーンの作成] ページに移動します。

    [DNS ゾーンの作成] ページに移動

  2. [ゾーンのタイプ] で [Public] を選択します。

  3. [ゾーン名] に「my-new-zone」と入力します。

  4. 登録したドメイン名を使用して、ゾーンの DNS 名サフィックスを入力します。例: example.com

  5. [DNSSEC] で、Off の設定を選択したままにします。

  6. [作成] をクリックします。これにより、NS レコードと SOA レコードが入力されたゾーンが作成されます。

  7. 登録したドメイン名がホスティング サーバーの IP アドレスを指すようにするには、A レコードをゾーンに追加する必要があります。

    1. [ゾーンの詳細] ページで、[レコードセットを追加] をクリックします。
    2. [リソース レコードのタイプ] メニューで [A] を選択します。
    3. [IPv4 アドレス] に、インスタンスの外部 IP アドレスを入力します。
    4. [作成] をクリックします。これにより、ゾーンの A レコードが作成されます。
  8. (省略可)ドメイン名に接頭辞(www. など)を付ける場合は、CNAME レコードを追加します。

    1. [レコードセットの追加] をクリックします。
    2. [DNS 名] フィールドに、ドメインの接頭辞 www を追加します。
    3. [リソース レコードのタイプ] で [CNAME] を選択します。
    4. [正規名] で、ドメイン名に続いてピリオドを入力します例: example.com.
    5. [作成] をクリックします。
  9. [ゾーンの詳細] ページで、NS レコードをメモします。これらは、ステップ 5 に進むために必要です。

ステップ 5: Google Domains のネームサーバーを更新する

  1. ドメインのネームサーバーを更新するには、Google Domains にアクセスします。
  2. ステップ 1 で設定したドメインをクリックします。または、そのドメインの [管理] リンクをクリックします。
  3. 左側のナビゲーション メニューで [DNS] をクリックします。
  4. [ネームサーバー] で [カスタム ネームサーバーを使用する] を選択します。
  5. [ゾーンの詳細] ページからコピーした NS レコード(ns1.googledomains.com など)を [ネームサーバー] フィールドに 1 つずつ入力します。

  6. ネームサーバーを追加するには、 をクリックします。

  7. Google Domains DNS ページにある 4 つのネームサーバーをすべて更新します。

  8. [保存] をクリックします。

ステップ 6: 設定を確認する

構成が機能していることを確認するには、ネームサーバーの更新後に、ドメイン名(example.com など)に移動します。ドメインは、IP アドレスに解決されて、ステップ 3 で作成した「Hello World!」ページを表示する Compute Engine VM を指しているはずです。

ターミナル ウィンドウで dig +trace example.com コマンドを実行して、設定が正しいことを確認することもできます。example.com は、登録したドメイン名に置き換えてください。

dig +trace example.com

出力の最後には次が含まれます。ip-address がウェブサーバーの IP アドレスになります。

example.com.    300 IN  A   ip-address
;; Received 62 bytes from 216.239.34.109#53(ns-cloud-d2.googledomains.com) in 62 ms

変更が正しく行われていれば、コマンド出力の次の行に表示される最上位のドメイン ネームサーバーが、Google Domains から当初提供されたネームサーバーではなく、Google Domains に自分で入力したカスタム ネームサーバーを指しています。

example.com IN NS <your Cloud DNS name servers>

DNS 伝播が完了したら、nslookup コマンドを実行して設定を確認できます。

nslookup example.com
Server:     127.0.0.1
Address:    127.0.0.1#53

Non-authoritative answer:
Name:   example.com
Address: ip-address

ip-address は、ウェブサーバーの IP アドレスです。

クリーンアップ

  1. Cloud Console で Cloud DNS の [ゾーン] ページに移動します。

    [DNS ゾーン] ページに移動

  2. Cloud DNS の [ゾーン] ページで、ゾーン名(my-new-zone など)をクリックして [ゾーンの詳細] ページに移動します。

  3. 作成した A レコードと CNAME レコードを選択します。

  4. [レコードセットを削除] をクリックします。

  5. ゾーン名 my-new-zone の削除アイコン をクリックして、ゾーンを削除します。

  6. Cloud Console の [VM インスタンス] ページに移動します。

    [VM インスタンス] ページに移動

  7. 削除するインスタンスを確認します。

  8. インスタンスの行にあるその他アイコン から [削除] ボタンをクリックします。

次のステップ