通常は、エンドユーザー表現がインテントのトレーニング フレーズと一致した場合にインテントが一致します。ただし、イベントを使用してインテントをトリガーすることもできます。イベントはさまざまな方法で呼び出せます。
イベントには、以下の 2 つのタイプがあります。
- プラットフォーム イベント: これらの組み込みイベントはプラットフォーム統合によって提供されます。これらのイベントは、プラットフォーム固有のイベントが発生すると呼び出されます。たとえば、エンドユーザーが自分の位置情報に対するリクエストを承認または拒否すると、Facebook 統合によって
FACEBOOK_LOCATION
イベントが呼び出されます。 - カスタム イベント: ユーザーが定義するイベントです。フルフィルメントまたは API のいずれかを使用して、これらのイベントを呼び出せます。たとえば、会話中に時間指定アラートを設定して、特定の時間にイベントを呼び出せます。このイベントで、なんらかの警告をエンドユーザーに出すインテントをトリガーできます。
イベントのインテントの構成
イベントは名前で識別されます。プラットフォーム固有のイベントには特有の名前がありますが、カスタム イベントには任意の名前を付けることができます。
特定のイベントが呼び出されたときにトリガーされるようにインテントを構成するには、次の手順に従います。
- Dialogflow ES コンソールに移動します。
- エージェントを選択します。
- 左側のサイドバーのメニューで [Intents] を選択します。
- インテントを選択します。
- [Events] セクションを展開します。
- イベント名を 1 つ以上入力します。
API でインテント イベントを更新するには、インテント タイプを参照してください。
イベント パラメータ
呼び出されたイベントにパラメータ データが含まれることもあり、トリガーされたインテントのレスポンス内でそれにアクセスできます。詳細については、イベント パラメータのパラメータ参照をご覧ください。