フォローアップのインテントを使用すると、インテントのペアのコンテキストを自動的に設定できます。フォローアップ インテントは、関連付けられた親インテントの子です。フォローアップ インテントを作成すると、出力コンテキストが自動的に親インテントに追加され、同じ名前の入力コンテキストがフォローアップ インテントに追加されます。前の会話ターンで親のインテントが一致した場合にのみフォローアップ インテントが一致します。複数レベルのネストされたフォローアップ インテントを作成することもできます。
Dialogflow には、「はい」、「いいえ」、「キャンセル」などの一般的なエンドユーザーの応答に対応する事前に定義されたフォローアップ インテントが数多くあります。カスタムの応答を処理する独自のフォローアップ インテントを作成することもできます。
たとえば、ヘア スタイリスト エージェントは次のネストされたインテントを持つことができます。
インテントの 名前 |
トレーニング フレーズ |
入力 コンテキスト |
出力 コンテキスト |
インテント レスポンス |
---|---|---|---|---|
予約 | お客様 | 予約フォローアップ |
予約 しますか? |
|
⤷ 予約 - はい | はい | 予約フォローアップ | 予定 - はい - フォローアップ | ヘアカットをしますか? |
⤷ ヘアカット - はい | はい | 予定 - はい - フォローアップ | 予約が設定されました。 | |
⤷ ヘアカット - いいえ | いいえ | 予定 - はい - フォローアップ | さようなら。 | |
⤷ 予約 - いいえ | いいえ | 予約フォローアップ | さようなら。 |
このデータがある場所
エージェントを作成する際は、Dialogflow ES コンソール(ドキュメントに移動、コンソールを開く)を使用するのが最も一般的です。コンソールの使用方法は次のとおりです。インテント データにアクセスするには、次の手順を行います。
- Dialogflow ES コンソールに移動します。
- エージェントを選択します。
- 左側のサイドバーのメニューで [Intents] を選択します。
コンソールではなく API を使用してエージェントを作成する場合は、インテントのリファレンスをご覧ください。API のフィールド名はコンソールのフィールド名と同様です。
フォローアップ インテントを作成する
フォローアップ インテントを作成するには:
- インテント リストから、目的の親インテントにマウスポインタを移動します。
- [Add follow-up intent] をクリックします。
- 事前定義されたフォローアップ インテントのいずれかを選択するか、[Custom] を選択します。事前定義済みのフォローアップの内容には、予期されるエンドユーザーの返答のためのトレーニング フレーズも含まれています。