Small Talk は、カジュアルな会話に応答するために使用します。この機能を使用してエージェントの範囲外の一般的な質問に対応することで、エンドユーザー エクスペリエンスを大幅に改善できます。
次の 2 つの形態の Small Talk が利用できます。
- 組み込み Small Talk: エージェントに対して有効にすると、エージェントにインテントを追加することなく、カジュアルな会話が自動的に処理されます。
- ビルド済み Small Talk: ビルド済み Small Talk エージェントをインポートすると、カジュアルな会話を処理するインテントが提供されます。
組み込み Small Talk
エージェントの組み込み Small Talk を有効にする
エージェントの組み込み Small Talk を有効にするには、次のようにします。
- Dialogflow ES コンソールに移動します。
- 左側のメニューで [Small Talk] をクリックします。
- [Enable] をオンにします。
- [Save] をクリックします。
組み込み Small Talk のレスポンスをカスタマイズする
組み込み Small Talk を有効にした後は、ブランディングやプロダクトのニーズに合わせて Small Talk のレスポンスをカスタマイズできます。レスポンスは、カテゴリ別のフォルダに分けて整理されています。レスポンスをカスタマイズするには:
- Dialogflow ES コンソールに移動します。
- 左側のメニューで [Small Talk] をクリックします。
- レスポンス カテゴリ フォルダをクリックします。
- 新しいレスポンスを追加するか、既存のレスポンスを編集します。
- [Save] をクリックします。
組み込み Small Talk の制限事項
組み込み Small Talk には次の制限事項があります。
- 一部の言語でのみサポートされています。
global
リージョンでのみ使用できます。- メガ エージェントでは機能しません。
- Google アシスタントのポリシーにより、組み込み Small Talk 全体を有効にすると、操作が拒否されます。事前ビルドされた Small Talk エージェントをインポートすると、ポリシーに準拠していないインテントの更新や削除を行えます。
事前ビルドされた Small Talk
事前ビルドされた Small Talk エージェントをインポートする
事前ビルドされた Small Talk エージェントをプロジェクトにインポートするには、次のようにします。
- Dialogflow ES コンソールに移動します。
- 左側のサイドバー メニューで [ビルド済みエージェント] をクリックします。
- 事前ビルドされた Small Talk エージェントにカーソルを合わせます。
- [Import] をクリックします。
- 新しい GCP プロジェクトを作成するか、既存の GCP プロジェクトを選択します。
- [OK] をクリックします。
事前ビルドされた Small Talk レスポンスをカスタマイズする
事前ビルドされた Small Talk エージェントをカスタマイズするには、インポートしたインテントを通常行うように編集します。