ストリームのトラブルシューティング

概要

ストリームがソース データベースから宛先にデータを転送する際に問題が発生した場合、ストリームは Failed または Failed permanently 状態になります。いずれの場合も、問題を修正できます。

ストリームのトラブルシューティング

  1. Google Cloud Console の [ストリーム] ページに移動します。

    [ストリーム] ページに移動

  2. ページの右上にある 列表示オプション アイコンをクリックします。アイコンは縦に並んだ 3 つの列として表示されます。

  3. 選択されていない場合は、[ステータス] チェックボックスをオンにして、[OK] をクリックします。Datastream には次のステータスが表示されます。

    • Failed: Running ストリームで発生したエラー。このようなエラーは、ストリームがまだアクティブであるか、継続的に実行しようとしていることを意味します。
    • Failed permanently: 実行を続行できないストリームの場合。このようなエラーは、データ損失の原因になる可能性があります。
  4. トラブルシューティングするストリームをクリックします。ストリームに関連付けられたエラーは、[ストリームの詳細] ページに表示されます。

    たとえば、Datastream がソース データベースに接続できない場合、指定された認証情報ではデータソースに接続できませんというエラーページが表示されます。

  5. エラーに対処します。ストリームまたは接続プロファイルのエラーを解決できます。

    たとえば、ストリームのソースデータ オブジェクトまたはその宛先構成情報に関連するエラーの場合は、ストリームを変更します。

    ストリームの接続情報にエラーが関連付けられている場合は、ストリームで使用されている接続プロファイルのソース データベースまたは宛先の構成情報を更新します。

  6. Failed ストリームを修正して、自動的に再開されるようにするか、Failed permanently ストリームを復元します。

ストリームを復元する

ストリームを復元する場合、まず現在の位置から復元します。ストリーム復元オプションの詳細については、ストリーム復元の概要をご覧ください。

現在の位置からのストリームの復元に失敗した場合は、次のことを試してください。

  1. 転送先で影響を受けるテーブルを削除するか切り捨てます。ストリームがダウンしていた間に、Datastream がいくつかの DELETE イベントを見逃している可能性があります。バックフィルの実行前にテーブルを切り捨てないと、DELETE イベントを復元できません。
  2. ストリームを最新の位置から復元します。PostgreSQL の場合は、レプリケーション スロットを再作成するか、新しいレプリケーション スロットを作成します。
  3. ストリームが実行されると、バックフィルがトリガーされて、すべての履歴データが復元されます。バックフィルのトリガー方法については、バックフィルを開始するをご覧ください。