Cloud Code をカスタマイズすることでクラスタ リソースの補完を有効にし、YAML のフォーマットと検証、エクスプローラの表示 / 非表示、テレメトリーの収集、Kubeconfig パスのカスタマイズが可能になります。
設定を使用した設定内容の指定
設定を構成するには、[ファイル] > [設定] > [設定を開く] をクリックして、cloudcode
を検索します。
この方法で構成すると、最初に設定が求められたときに Cloud Code が保存したデフォルト値を変更できます。
これらの設定には、YAML のフォーマットと補完の設定、テレメトリー収集、KubeConfig ファイルパス、ラッピング スタイル、YAML ファイル マッチングの基準が含まれます。その他の Cloud Code 設定は、settings.json
ファイルを使用して構成できます。
追加の KubeConfig ファイルの操作
KubeConfig ファイルは、Kubernetes がクラスタへのアクセスを構成するために使用するファイルです。デフォルトでは、Cloud Code はデフォルトの KubeConfig ファイル($HOME/.kube
ディレクトリにあります)を使用して、Kubernetes リソースを取得し、コマンドを実行します。
新しい KubeConfig のインポート
代替の KubeConfig ファイルを Cloud Code にインポートする手順は次のとおりです。
- [Cloud Code] をクリックし、[Kubernetes] セクションを展開します。
- デフォルトの構成名の上にポインタを置きます。
- [Default Config] の横にある sync_alt [Switch KubeConfig] をクリックし、[+ Load KubeConfig] をクリックします。
- ファイル エクスプローラで、インポートする KubeConfig を選択します。インポートしたファイルがアクティブな KubeConfig ファイルになります。
ヒント: 複数の KubeConfig ファイルをインポートした場合は、sync_alt [Switch KubeConfig] をクリックし、別の KubeConfig ファイルを選択することで、簡単に切り替えることができます。
KubeConfig の削除
インポートした KubeConfig ファイルを削除するには、コマンド パレット(Ctrl
/Cmd
+Shift
+P
を押下または、表示 > コマンド パレットをクリック)を使用して、Kubernetes Explorer から KubeConfig を削除するコマンドを選択して、削除する構成ファイルを選択します。
settings.json
で設定を構成する
Cloud Code デバッガのカスタマイズなど、一部の詳細設定は settings.json
ファイルで構成されています。
- [設定] で、変更する設定の [settings.json で編集] をクリックします。
settings.json
ファイルが適切な設定で開きます。 - 引用符(")を入力して、設定のプロパティまたは値のリストを開きます。たとえば、
cloudcode.debug-kubernetes
に「"」と入力すると、SuppressGoWarning
、SuppressJavaWarning
、SuppressNETCoreWarning
、SuppressNodeJSWarning
、SuppressPythonWarning
のオプションが表示されます。 - プロパティをクリックしてから、プロパティに設定する値をクリックします。設定から直接値を指定する場合は、その値をクリックします。たとえば、
SuppressNodeJSWarning
をクリックすると、true
とfalse
のオプションが表示されます。