プライベート プールの構成ファイルのスキーマ

ワーカープールの構成ファイルには、Cloud Build がユーザーの指定に基づいてプライベート プールを作成するための指示が含まれています。ワーカープール構成ファイルには、プライベート プールに使用するディスクサイズやマシンタイプなどの情報が含まれています。gcloud ツールまたは Cloud Build API を使用してプライベート プールを作成および管理する場合は、ワーカープール構成ファイルが必要です。

ワーカープール構成ファイルの構造

ワーカープールの構成ファイルは YAML または JSON 構文で記述します。curl を使用してプライベート プールを作成、管理するには、ワーカープール構成ファイルを JSON 形式で記述します。gcloud ツールを使用してプライベート プールを作成、管理するには、ワーカープール構成ファイルを YAML 形式または JSON 形式で作成します。

ワーカープールの構成ファイルの構造は次のとおりです。

YAML

privatePoolV1Config:
  networkConfig:
    egressOption: NO_PUBLIC_EGRESS
    peeredNetwork: PEERED_NETWORK
  workerConfig:
    diskSizeGb: 'WORKER_POOL_DISK_SIZE'
    machineType: WORKER_POOL_MACHINE_TYPE

JSON

{
  "privatePoolV1Config": {
    "networkConfig": {
      "egressOption": "NO_PUBLIC_EGRESS",
      "peeredNetwork": "PEERED_NETWORK"
    }
},
  "workerConfig": {
    "diskSizeGb": "WORKER_POOL_DISK_SIZE",
    "machineType": "WORKER_POOL_MACHINE_TYPE"
  }
}

ワーカープール構成ファイル内のフィールドについては以下で説明します。

networkConfig

このフィールドは省略できます。VPC ネットワークをサービス プロデューサー ネットワークとピアリングする場合にのみ、networkConfig を指定します。

egressOption

このフィールドは省略できます。VPC Service Controls の境界内にプライベート プールを作成する場合は、このフィールドの値を NO_PUBLIC_EGRESS に設定します。ワーカープール構成ファイルにこのフィールドを含めない場合、公開下り(外向き)が有効になります。プライベート プール用の VPC Service Controls の設定については、VPC Service Controls の使用をご覧ください。

peeredNetwork

このフィールドは省略できます。このフィールドの値を、サービス プロデューサー ネットワークとピアリングされている VPC ネットワークのネットワーク リソース URL に設定します。ネットワーク リソース URL は、projects/NETWORK_PROJECT_ID/global/networks/NETWORK_NAME の形式にする必要があります。ここで、NETWORK_PROJECT_ID は VPC ネットワークを保持する Cloud プロジェクトのプロジェクト ID であり、NETWORK_NAME は VPC ネットワークの名前です。値を指定しない場合、Cloud Build はデフォルトでサービス プロデューサー ネットワークを使用します。

workerConfig

これは必須項目です。これには、プライベート プールの構成オプションが含まれています。

diskSizeGb

これは必須項目です。このフィールドを使用して、プライベート プール インスタンスのディスクサイズを GB 単位で指定します。100 以上、1,000 以下の値を指定します。0 を指定すると、Cloud Build はデフォルト値の 100 を使用します。

machineType

このフィールドは省略できます。このフィールドを使用して、プライベート プール インスタンスの Compute Engine マシンタイプを指定します。次のいずれかのマシンタイプを指定します。

+ `e2-medium`
+ `e2-standard-2`
+ `e2-standard-4`
+ `e2-standard-8`
+ `e2-standard-16`
+ `e2-standard-32`
+ `e2-highmem-2`
+ `e2-highmem-4`
+ `e2-highmem-8`
+ `e2-highmem-16`
+ `e2-highmem-32`
+ `e2-highcpu-2`
+ `e2-highcpu-4`
+ `e2-highcpu-8`
+ `e2-highcpu-16`
+ `e2-highcpu-32`

値を指定しない場合、Cloud Build はデフォルト値の e2-medium を使用します。

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