アンチパターンの概要

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このセクションでは、API プロキシが Apigee にデプロイされたときに発生する一般的なアンチパターンについて説明します。

アンチパターンとは

アンチパターンとは、非効率または生産性が高い状態とは反対の状態、すなわち「ベスト プラクティス」とは正反対のソフトウェア設計の手法です。つまり、アンチパターンとは、ソフトウェアでは実現できる機能ですが、機能性、パフォーマンスに悪影響を及ぼす可能性があります。

たとえば、全能的な響きのある「God クラス / オブジェクト」について考えてみます。オブジェクト指向のプログラミングでは、以下の参照ツリーに示すように、God クラスはある特定のアプリケーションに対して、過剰な数のクラスを制御するクラスです。

未定
図 1: God クラス

図からわかるとおり、God クラスが使用および参照するクラスの数は多すぎます。

このアプリケーションの開発に使われたフレームワークでは、このようなクラスの作成が禁止されてはいませんが、この設計ではあまりにも不便です。主な問題点は次のとおりです。

  • 管理が困難
  • アプリケーションの実行中に単一障害点が生じる

そのため、こうしたクラスは作成を回避する必要があるアンチパターンです。

幸いなことに、これらのアンチパターンを特定して適切なベスト プラクティスに沿って修正することで、Apigee にデプロイする API が目的の用途に対して最適な機能を発揮するようにできます。

アンチパターンの概要

次の表は、一般的な API アンチパターンを示したものです。

カテゴリ アンチパターン
ポリシーに関するアンチパターン
一般的なアンチパターン
バックエンドに関するアンチパターン

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