API Gateway 開発環境について
API Gateway には、API の構築に必要なサービスとリソースと通信するための 3 つの基本的な方法が用意されています。
Google Cloud コンソール
Google Cloud コンソールには、Google Cloud コンソール(Google Cloud)のプロジェクトとリソースを管理するウェブベースのグラフィカル ユーザー インターフェースが用意されています。Google Cloud コンソールを使用する場合は、新しいプロジェクトを作成するか、既存のプロジェクトを選択し、そのプロジェクトのコンテキストでリソースを作成して使用します。
複数のプロジェクトを作成できるので、さまざまな方法で作業を分割するためにプロジェクトを使用できます。たとえば、あるプロジェクトで特定のチームメンバーだけがプロジェクト内のリソースにアクセスできるようにし、一方でもう 1 つのプロジェクトではチームの全員がリソースにアクセスを続行できるようにしたい場合、新しいプロジェクトを開始できます。
コマンドライン インターフェース
ターミナル ウィンドウで作業する場合は、Google Cloud CLI を使用すると必要なコマンドにアクセスできます。gcloud CLI を使用して開発ワークフローと Google Cloud リソースの両方を管理できます。使用できるコマンドの全一覧については、gcloud
リファレンスをご確認ください。
Google Cloud には、Google Cloud 用のブラウザベースのインタラクティブなシェル環境として Cloud Shell も用意されています。Cloud Shell には Google Cloud コンソールからアクセスできます。
Cloud Shell の特長:
- Compute Engine での一時的な仮想マシン インスタンス
- ウェブブラウザからインスタンスへのコマンドライン アクセス
- 組み込みのコードエディタ
- 5 GB の永続ディスク ストレージ
- プリインストールされた Google Cloud CLI とその他のツール
- Java、Go、Python、Node.js、PHP、Ruby、.NET への言語対応
- ウェブ プレビュー機能
- Google Cloud コンソールのプロジェクトとリソースに対するアクセスを承認する組み込みのメカニズム
クライアント ライブラリ
gcloud CLI には、リソースを簡単に作成し管理できるようにするクライアント ライブラリが含まれています。Google Cloud のクライアント ライブラリでは、主に次の 2 つの目的で API を公開しています。
アプリ API はサービスへのアクセスを提供します。アプリ API は、Node.js や Python などのサポートされた言語のために最適化されています。ライブラリはサービスのメタファを中心に設計されているので、サービスとより自然に連携し、記述するボイラープレート コードを少なくすることができます。ライブラリはまた、認証と承認のためのヘルパーを提供します。
管理 API はリソース管理のための機能を提供します。たとえば、自分自身の自動化ツールを構築したい場合、管理 API を使うことができます。
API Gateway クライアント ライブラリの詳細については、API とリファレンスをご覧ください。