このページでは、AlloyDB Omni をインストールして AlloyDB AI を統合する方法について説明します。
AlloyDB AI は、エンタープライズ生成 AI アプリケーションを構築できる AlloyDB Omni に含まれる一連の機能です。AlloyDB の ML 機能の詳細については、生成 AI アプリケーションを作成するをご覧ください。
AlloyDB AI を搭載した AlloyDB Omni では、リモート ML モデルをクエリして、ML モデルから生成されたオンライン予測とテキスト エンベディングを操作できます。AlloyDB AI を搭載した AlloyDB Omni は、画像などの他のコンテンツからベクトル エンベディングを処理することもできます。たとえば、google_ml.predict_row
インターフェースを使用してクエリ内で変換を行う場合などです。
AlloyDB AI で AlloyDB Omni をインストールする場所に応じて、次のいずれかのオプションを選択します。
AlloyDB AI のインストールで AlloyDB Omni を確認する
インストールが正常に完了し、モデル予測が使用されていることを確認するには、次のコマンドを入力します。
CREATE EXTENSION IF NOT EXISTS google_ml_integration CASCADE;
SELECT array_dims(embedding( 'text-embedding-005', 'AlloyDB AI')::real[]);
出力は次のようになります。
array_dims
------------
[1:768]
(1 row)
上のクエリでは、embedding()
呼び出しによって入力テキスト AlloyDB AI
のエンベディングが生成されます。array_dims
は、embedding()
によって返される配列のディメンションを返します。text-embedding-005
モデルは 768 次元の出力を返すため、出力は [768]
です。