サービスに関するお知らせ

アップグレード、下位互換性のない API の変更、プロダクトまたは機能の非推奨、必須の移行、中断を伴う可能性があるメンテナンスなど、Google Cloud VMware Engine の変更を確認できます。

公開日 説明 手順

2020 年 11 月 20 日

以下のソフトウェアのアップグレードに関するお知らせ:

  • VMware スタックのバージョン 6.7 から 7.0 へのアップグレード
  • NSX-T スタックのバージョン 2.5 から 3.0 へのアップグレード
このドキュメントのアップグレードの準備セクションをご覧ください。

2020 年 11 月 20 日

VMware Engine の運用チームは、2020 年 12 月中旬から VMware コンポーネントを新しいバージョンにアップグレードします。このアップグレードに関して、予定されたメンテナンスの日時が記載されたメールが届きます。

アップグレードの内容

Google は、vSphere の最新機能へのアクセスを提供することを目指しています。VMware スタックはバージョン 6.7 から 7.0 にアップグレードされ、NSX-T スタックはバージョン 2.5 から 3.0 にアップグレードされます。このアップグレードにより、vSphere、vSAN、NSX-T の新機能を使用して、ストレージとネットワークのパフォーマンスを大幅に改善できるようになります。

詳しくは、vSphere 7.0 の機能および NSX-T 3.0 の機能をご覧ください。

アップグレード後の VMware コンポーネントのバージョン

VMware コンポーネント バージョン ビルド
vCenter Server 7.0 U1a 17004997
ESXi 7.0.1 U1a 17119627
vSAN 7.0 U1 該当なし
NSX-T 3.0.2 16887200

アップグレードのスケジュール

このアップグレードは、2020 年 12 月から 2021 年 1 月の間の実施を予定しています。プライベート クラウドのアップグレードに関して、予定された日時が記載されたメールが届きます。アップグレード開始の 1 時間前には、VMware Engine の運用チームから別のメール通知が送信されます。通知は、VMware Engine のすべてのユーザーと追加で構成したメール ID に送信されます。

アップグレードのアクション

アップグレード中、VMware Engine は vSphere クラスタに新しいノードを追加し、既存のノードをメンテナンス モードに配置します。アップグレード プロセス中は、新しいノードでプライベート クラウドの可用性と容量が維持されます。VMware コンポーネントがアップグレードされると、vCenter Server にアラームが表示されることがあります。アラームは、VMware Engine の運用チームが実行するメンテナンス オペレーションの一部です。

デプロイのサイズと複雑さによって、このアップグレードは数時間から数日かかる場合があります。アップグレード中は、次の操作が行われます。

  • 許容障害数(FTT)が 0 の vSAN ストレージ ポリシーで構成されている VM は、SLA を維持するために FTT が 1 の vSAN ストレージ ポリシーに変更されます。
  • データストア ISO ファイルまたはクライアントを使用して VM にマウントされた CD の接続が切断されます。
  • 処理中の VMware ツールのインストールまたはアップグレードが終了します。
  • SCSI バスを共有する VM はオフになります。
  • アップグレード中は DRS ルールが無効になり、アップグレード後に再度有効になります。
  • 孤立した VM、またはアクセスできない VM は vCenter インベントリから削除されます。

アップグレードの準備を行う

  • ストレージ容量を確認する: SLA を維持するには、vSphere クラスタのストレージ容量の使用率が 75% 未満であることを確認してください。使用率が 75% を超えると、アップグレードに通常より時間がかかったり、完全に失敗したりすることがあります。ストレージの使用率が 70% を超える場合は、クラスタを拡張するためにノードを追加し、アップグレード中にダウンタイムが発生しないようにしてください。
  • ソリューションの互換性を確認する: プライベート クラウドの vCenter にデプロイされたすべてのアドオン ソリューションが、vSphere 7.0 と互換性があることを確認します。たとえば、バックアップ、モニタリング ツール、障害復旧オーケストレーター、ツールなどがあります。アップグレード後に互換性の問題が生じないようにするには、ソリューション ベンダーに確認し、必要に応じてアップグレードを行ってください。
  • FTT 0 の vSAN ストレージ ポリシーを変更する: 許容障害数(FTT)が 0 の vSAN ストレージ ポリシーで構成されている VM は、SLA を維持するために FTT が 1 の vSAN ストレージ ポリシーに変更されます。
  • VM の CD マウントを削除する: ワークロード VM にマウントされた CD をすべて削除します。
  • VMware ツールのインストールを完了する: スケジュールされたアップグレードを開始する前に、VMware ツールのインストールまたはアップグレードを完了します。
  • VM の SCSI バス共有を削除する: VM の電源が停止しないようにするには、VM の SCSI バス共有を削除します。
  • アクセスできない VM とデータストアを削除する: vCenter インベントリから孤立した、アクセスできない VM を削除します。アクセスできない外部データストアを削除します。
  • DRS ルールを無効にする: VM をホストに固定する DRS ルールにより、ノードがメンテナンス モードに入ることができなくなります。アップグレード前に DRS ルールを無効にし、アップグレードが完了したら有効にします。

アップグレードに関するよくある質問

アップグレードには費用がかかりますか?
いいえ。組織にアップグレード料金は請求されません。すべての vSphere の新機能は、サービスの対象となります。
アップグレードにはどのくらいの時間がかかりますか?
デプロイの複雑さ、クラスタの数、プライベート クラウド上のデータの量に応じて、アップグレードには数時間から数日かかります。
アップグレードによって障害が発生することはありますか?
アップグレード プロセス中のダウンタイムは想定されません。ただし、プライベート クラウド上にデプロイされたソリューションが vSphere 7.0 と互換性があるか、アップグレードの実行に十分な空き容量(30% 以上)を確保しているかをソリューション ベンダーに確認することをおすすめします。
アップグレード後に必要な操作はありますか?
アップグレード後、お客様に行っていただく操作はございません。VMware コンポーネントのバージョンを確認して、このアップグレードで利用できるすべての新機能を使用できます。
アップグレードが完了したかどうかはどのようにわかりますか?
アップグレードの開始時と完了時に、VMware Engine の運用チームからメールが送信されます。VMware Engine チームから通知を受け取るために、メール通知アラートがオンになっていることを確認してください。通知が必要な他のユーザーに通知するように、追加のメール通知も構成できます。
サポートが必要な場合はどうすればよいでしょうか?
アップグレードについてご質問がある場合やアップグレード後にサポートが必要な場合は、Google Cloud サポートまでお問い合わせください