概要: アプリの出力をデータの宛先に接続する

データ取り込みストリームを作成してアプリに処理ノードを追加したら、処理されたデータを送信する場所を選択する必要があります。このデータの宛先(「データシンク」)は、ストリーミング データを生成せずにストリーミング データを受け入れるアプリグラフのエンドポイントです。選択するデスティネーションは、アプリの出力データをどのように使用するかに応じて異なります。

コネクタ ノードの画像
Google Cloud コンソールで、データの宛先はアプリグラフ ページの [コネクタ] セクションで使用できます。

アプリの出力データを次のデータの宛先に接続できます。

  1. Vision Warehouse: 表示およびクエリ可能な元の動画データまたは分析された動画データを保存します。Vision Warehouse を使用すると、動画クリップの全体または一部にアノテーションを指定できます。

    アプリの出力データを Vision ウェアハウスに送信する方法については、ウェアハウスに接続してデータを保存するをご覧ください。

    UI の倉庫情報カード

  2. BigQuery: BigQuery にデータを保存して、オフライン分析機能を使用します。BigQuery を使用すると、ストリーミング データのクエリ、分析情報へのアクセスと共有、レポートとダッシュボードの作成、BigQuery ML モデルのエクスポート(オンライン予測用)を行うことができます。

    アプリの出力データを BigQuery に送信する方法については、BigQuery に接続してデータを保存するをご覧ください。

    UI の BigQuery 情報カード

  3. ライブ配信データ: リアルタイム分析をより細かく制御したい場合は、アプリからライブ出力を受け取ることができます。たとえば、ライブの占有人数データを使用して、人員の割り当てをプログラムで変更するコードを作成できます。

    アプリの出力データを直接ストリーミングする方法について詳しくは、ライブ ストリーム出力を有効にするをご覧ください。