このページでは、Storage Transfer Service の概要とその仕組みを説明する際のコンセプトについて記します。
Storage Transfer Service は、Cloud Storage のデータを信頼し、そのデータの使用と保存を行います。Storage Transfer Service と Cloud Storage について詳しくは、Cloud Storage の主な用語をご覧ください。
データソース
データソースは、現在データが存在する場所です。データソースの例:
- Amazon S3 バケット
- Microsoft Azure Blob ストレージ コンテナ
- その他の Cloud Storage バケット
- コントロール内のファイル システム
- HTTP / HTTPS の場所
転送元としてデータソースを使用します。
データシンク
データシンクは、データを転送する場所です。Storage Transfer Service を使用して転送を実施する場合、データシンクは Cloud Storage バケットになります。
転送オペレーション
転送オペレーションでは、データソースから Cloud Storage バケットにデータをコピーします。
転送ジョブ
転送ジョブは、1 つ以上の転送オペレーションをスケジュールして構成します。転送ジョブには、データソースから Cloud Storage バケットにデータを移動する 1 回限りのシンプルなジョブがあります。また、データソースから Cloud Storage への定期的な同期のような複雑なジョブもあります。
オンプレミス
オンプレミスとは、データソースが直接の管理下にあることを意味します。これらは、保守または管理を直接行うマシンです。マシンは、ローカルの建物内または管理するリモート データセンター内に設置されている場合があります。ログインしてマシンを直接制御できる限り、オンプレミスと見なされます。
エージェント
エージェントは、オンプレミス転送用に Docker コンテナの形式で提供するソフトウェアです。データの転送元の各マシンに 1 つ以上のエージェントをインストールして実行し、Google Cloud Console からエージェントを監視します。
サービス アカウント
サービス アカウントは、ユーザーではなく、アプリケーションや仮想マシン(VM)インスタンスで使用される特別なアカウントです。Storage Transfer Service は、Google が管理するサービス アカウントを使用して Cloud Storage リソースにアクセスします。サービス アカウントに Cloud Storage のソースまたは宛先バケットへのアクセスを許可すると、Storage Transfer Service によるデータ転送が可能になります。