集計
Metrics Explorer または Monitoring API を使用して指標データを読み取る場合は、集計を使用して時系列データを要約できます。集計は、通常、アライメント ステップ(各時系列のデータを同じ時間境界に配置すること)から始まります。次に、平均、合計、最小、最大などのオペレーションを使用して、複数の時系列のデータポイントを結合して、新しい時系列が作成されます。
集計の詳細については、projects.timeSeries.list
API メソッドをご覧ください。
カスタム指標
Cloud Monitoring には多くの組み込みシステム指標がありますが、カスタム指標を作成することもできます。カスタム指標と、そのデータを含む 1 つ以上の時系列を記述する指標記述子を作成する必要があります。カスタム指標のデータはグラフやアラートで使用できます。また、ログデータに基づいたカスタム指標を作成することもできます。詳しくは次のページをご覧ください。
- 指標、時系列、リソースでは、概要を説明します。
- カスタム指標の使用では、カスタム指標の作成、書き込み、読み取りの方法を説明します。
- ログベースの指標では、ログからカスタム指標を作成する方法について説明します。
- Monitoring API は、カスタム指標に使用される API です。
projects.metricDescriptors
コレクションとprojects.timeSeries
コレクションをご覧ください。
フィルタリング
Cloud Logging と Cloud Monitoring では、一連のアイテムを選択する、さまざまな種類のフィルタが提供されています。フィルタは、それらの種類に適した比較の組み合わせを含む文字列です。次に例を示します。
- ログフィルタによって、ログ名、ログの取得元、ペイロード コンテンツなどに基づいて特定のログエントリを選択できます。
- モニタリング フィルタによって、特定の指標記述子、リソース グループ、時系列データを選択できます。
- トレース フィルタによって、スパン名、レイテンシ、ラベル値に基づいてトレースを選択できます。
指標のスコープ
Monitoring は、1 つの Google Cloud プロジェクト、1 つの AWS アカウント、または複数のプロジェクトと AWS アカウントの指標を表示してモニタリングできる指標スコープを中心に整理されます。指標スコープの詳細については、Cloud Monitoring 用の Google Cloud プロジェクトの構成をご覧ください。