VM のオンプレミスまたはソースへの復元

VM をクラウドに移行すると、ベース スナップショットが取得されます。VM をソースに戻すと、VM に構成されているストレージ ポリシーによって異なる動作が発生します。

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  • 強制的な復元: クラウドの停止が継続する場合は、VM を強制的にオンプレミスまたはソースで実行できます。Write Back ポリシーを使用する VM では、最新の整合性チェックポイントを使用して VM をオンプレミスに戻します。これにより、最後に保存されたチェックポイントまでのデータ損失が発生します。
  • 安全策としては、Write Back ポリシーを使用してクラウドで実行されている VM のベース スナップショットを取得します。ベース スナップショットは、強制オプションが使用されても自動的に削除されません。ベース スナップショットは、不要になった際には手動で削除できます。
  • AWS から Google Cloud に移行する際には、Write Back は利用できません。この場合、VM を AWS に戻すと、元の VM が移行開始時の状態のディスクで再起動されます。

Velostrata Manager の使用

  1. Velostrata Manager にログインします。
  2. [Migration Waves] タブをクリックします。
  3. ユーザー名とパスワードの入力を求められたら、「apiuser」をユーザー名として入力します。
  4. 関連するウェーブのモニタリング アイコンをクリックします。
  5. オンプレミスに戻す VM を選択し、[Move Back] をクリックします。
    [Move Back] ボタンのスクリーンショット(クリックして拡大)

vCenter の使用

  1. vSphere Web Client で、仮想マシンを選択します。
  2. VM を右クリックして、[Run on Premises] > [Run On-Premises] の順に選択します。
    VM アイコンのスクリーンショット(クリックして拡大)
    [Run on Premises] ダイアログ ボックスのスクリーンショット(クリックして拡大)
  3. 強制的に処理する場合は、[Force run on-premises] ボックスをオンにします。
  4. 確認コードを入力して処理を確認します。
  5. [OK] をクリックします。クラウドから戻った VM が、自動的にオンプレミスで起動されます。

ソースで VM を実行するプロセスを表示するには、VM サマリーページのクラウド インスタンス情報ポートレットを使用します。vSphere のタスクをモニタリングすることもできます。

クラウド インスタンス情報のスクリーンショット(クリックして拡大)