オープンソース コンプライアンス

オープンソース ソフトウェアが含まれるプロダクトは、含まれているオープンソース ソフトウェアのライセンス要件に準拠している必要があります。Google にはオープンソース コントリビューターやオープンソース メンテナーである社員が数多く在籍しているため、Google はオープンソース コミュニティの扱いについて特に敏感です。ほとんどのライブラリでオープンソース コンプライアンスを確保するための最も簡単かつ迅速な方法は、完全なソースコードとライセンス テキストをソリューションに含めることです。

オープンソース ライセンスを確実に遵守するには、次のガイドラインを使用することをおすすめします。

  • Compute Engine でサポートされている OS イメージにあらかじめインストールされているものを使用し、追加のオープンソース コンポーネントをインストールしない場合は、コンポーネントのソースコードおよびライセンス テキストを提供する必要はありません。

  • GPL ライセンスまたは LGPL ライセンスのオープンソース コンポーネントをインストールする場合は、ライセンス テキストをソースコードとともにインスタンス イメージにインストールします。

  • Compute Engine でサポートされる OS イメージの上にオープンソース コンポーネントをインストールし、かつコンポーネント ライセンスがホワイトリストに登録されたライセンス(MIT、BSD、Apache など)のいずれかである場合、コンポーネントのリストとともに、インスタンス イメージでライセンス テキスト ファイルのみを提供します。

審査のためにオープンソース コンプライアンス ワークシートを Cloud Marketplace に送信する必要はありませんが、プロダクトが、含まれているオープンソース ソフトウェアのライセンス要件に準拠している必要があります。

ユーザーがライセンスに違反していることをオープンソース ソフトウェアのデベロッパーが発見した場合、デベロッパーは削除通知を提出できます。 問題が解決されるまで、Cloud Marketplace からリスティングを pull することもできます。