特定のバスに対して、Google ソースからのイベントの収集を有効または無効にできます。
Google ソースのイベントは、Cloud Run 関数の作成や Dataflow ジョブのステータスの変更など、仲介なしのイベントによって直接トリガーされます。詳細については、Eventarc でサポートされている Google イベントタイプをご覧ください。
Google ソースからのイベントを有効にする
Google ソースイベントのパブリッシュは、Google Cloud コンソールまたは Google Cloud CLI を使用して有効にできます。
Console
Google Cloud コンソールで、[Eventarc] > [バス] ページに移動します。
バスを作成するか、バスを更新する場合は [編集] をクリックします。
[バスを編集] ページで、メッセージ ソースを追加するには、
[ソースを追加] をクリックします。- [メッセージの送信元を追加] ペインで、Google API メッセージ プロバイダのデフォルトの
google-api-source
をそのまま使用するか、別の送信元名を入力します。 [作成] をクリックします。
バスと同じ Google Cloud プロジェクトのリソースからのイベントのみが公開されます。
- [メッセージの送信元を追加] ペインで、Google API メッセージ プロバイダのデフォルトの
[保存] をクリックします。
gcloud
ターミナルを開きます。
Google ソースのイベントを有効にするには、
gcloud beta eventarc google-api-sources create
コマンドを使用します。gcloud beta eventarc google-api-source create GOOGLE_API_SOURCE_NAME \ --destination-message-bus=BUS_NAME \ --destination-message-bus-project=PROJECT_ID
バスと同じ Google Cloud プロジェクトのリソースからのイベントのみが公開されます。
次のように置き換えます。
GOOGLE_API_SOURCE_NAME
: 特定のバスの Google API イベントのサブスクリプションを表すGoogleApiSource
リソースの ID または完全修飾識別子BUS_NAME
: Google API イベントをサブスクライブするバスの ID または完全修飾 IDPROJECT_ID
: バスの Google Cloud プロジェクト ID
省略可: 次のフラグを使用することもできます。
--async
: 処理中のオペレーションの完了を待たずに、コマンドからすぐに戻ります。--crypto-key
: 顧客管理の暗号鍵の完全修飾名を指定します。指定しない場合、Google 管理の鍵が使用されます。--logging-config
: ロギング レベルを構成します。ロギング レベルは、NONE
、DEBUG
、INFO
、NOTICE
、WARNING
、ERROR
、CRITICAL
、ALERT
、EMERGENCY
のいずれかにする必要があります。
Google ソースからのイベントを無効にする
Google ソースイベントの公開は、Google Cloud コンソールまたは gcloud CLI を使用して無効にできます。
Console
Google Cloud コンソールで、[Eventarc] > [バス] ページに移動します。
編集するバスの名前をクリックします。
[バスの詳細] ページが開きます。
[
編集] をクリックします。[Edit bus] ページで、Google API メッセージ プロバイダを削除するには、google-api-source メッセージソース(または指定した名前)の
[Delete resource] をクリックします。[リソースを削除] プロンプトで、[確認] をクリックします。
バスと同じ Google Cloud プロジェクトのリソースからの Google ソースイベントは、収集されず、公開されなくなります。
[保存] をクリックします。
gcloud
ターミナルを開きます。
Google ソースからのイベントを無効にするには、
gcloud beta eventarc google-api-sources delete
コマンドを使用します。gcloud beta eventarc google-api-source delete GOOGLE_API_SOURCE_NAME \ --location=REGION
次のように置き換えます。
GOOGLE_API_SOURCE_NAME
: 特定のバスの Google API イベントのサブスクリプションを表すGoogleApiSource
リソースの ID または完全修飾識別子REGION
: バスのサポートされているロケーションまたは、Google Cloud CLI の location プロパティを設定することもできます。
gcloud config set eventarc/location REGION
バスと同じ Google Cloud プロジェクトのリソースからの Google ソースイベントは、収集されず、公開されなくなります。