Error Reporting
リアルタイムでの例外のモニタリングとアラート
迅速にエラーを把握
わかりやすいダッシュボードで、アプリケーションで多発しているエラーや新しいエラーをひと目で確認できます。トラブルシューティングの際、重要なエラーを見つけるためにログストリームを調べていては、すばやくエラーを特定できないことがあります。Error Reporting では、処理されたデータが直接表示されるため、根本原因をすばやく特定して解決できます。
自動かつリアルタイム
大量のデータの中に、本番環境における重大な問題が隠れている場合があります。Error Reporting を使用すると、絶えず例外を分析し、プログラミング言語とフレームワークに合わせて適切なグループに分けてインテリジェントに集計することで、ノイズの中から容易に問題を見つけられるようになります。
迅速なエラー通知
問題が発生すると、すぐにユーザーに報告されます。Error Reporting は常にサービスを監視しており、既存のエラーに分類できない新たなアプリケーション エラーが発生すると、すぐに開発者に通知します。通知から新しいエラーの詳細に直接移動できます。
一般的な言語
例外スタック トレースのパーサーは、Go、Java™、.NET、Node.js、PHP、Python、Ruby を解析できます。Google のクライアント ライブラリまたは REST API を使用するか、Cloud Logging でエラーを送信します。
機能
リアルタイム処理
アプリケーション エラーは数秒以内に処理されてインターフェースに表示されます。インターフェースを最新の状態に保つには自動再読み込みを有効にします。
エラーのインテリジェントなグループ化
スタック トレースを分析することによってエラーがグループ化され、重複が排除されます。Google のシステムは、該当言語に使用される共通フレームワークを認識し、それに応じてエラーをグループ化します。
フィルタリングによる概要
集計されたエラーは簡潔な概要表に表示されます。発生回数、影響を受けたユーザー数、最初と最後の検出日の順に並べ替えることができます。表のデータを、期間またはサービスでフィルタリングできます。自動更新を有効にすれば監視に役立ちます。
エラーの詳細
時系列の棒グラフ、影響を受けたバージョンのリスト、リクエスト URL、リクエストログへのリンクといったエラーの詳細は、専用のページに表示されます。
スタック トレースの調査
解析されたスタック トレースは、重要な問題に集中できるような形式で表示されます。スタック フレームをクリックすると、ソースに移動してデバッグを開始できます。
アラート
新たなエラーが検出されるとすぐにメールアラートとモバイル アラートを受信するよう、オプションを選択できます。
公開バグトラッカーとの統合
公開バグトラッカー上の問題にエラーを簡単に関連付けることができます。 関連付けられている問題があるエラーがひと目でわかります。
モバイルアプリ
Error Reporting は、パソコンや、iOS および Android 向けの Google Cloud アプリで利用できます。
設定は簡単
エラーと例外データを送信するには、専用の API を呼び出すか、Cloud Logging を使用するだけで設定できます。App Engine アプリケーションでは、設定なしで機能を利用できます。Compute Engine や AWS EC2 などの他のプラットフォームでは、いくつかの手順を実施するだけで機能を設定できます。
「このようなソリューションを探し求めて、さまざまなベンダーのソリューションを組み合わせようとしていました。Error Reporting はまさに私たちが求めていたものであり、以前は本番環境で見逃されていた問題をすぐに検出してくれます。このツールのおかげで、当社の製品の品質とユーザー エクスペリエンスは飛躍的に向上しています。」
Batterii 社 CTO John Koehl 氏
料金
Error Reporting は、次のいずれかから送信されたエラーを処理します。
- Cloud Logging: 料金を算定するため、Logging や他の Google Cloud サービスで読み込まれて処理されたログデータの量が測定されます。詳細については、料金に関するページをご覧ください。
- Error Reporting API: Cloud Logging でエラーが取り込まれた場合は、少額の Cloud Logging 料金が発生することがあります。詳細については、エラーイベントをレポートするをご覧ください。
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アプリケーション エラーを特定して把握します。