Cloud SQL への同種の SQL Server 移行の場合、Database Migration Service では、まず Cloud SQL の移行先インスタンスを作成して構成する必要があります。次の手順を行います。
移行先インスタンスを作成します。移行のニーズを満たすのに十分なコンピューティング リソースとメモリリソースを使用し、 既知の制限事項に記載されている要件に従ってください。
移行先の Cloud SQL インスタンスに移行専用のユーザーを作成して構成します。このユーザーは、Database Migration Service が移行先インスタンスに正常に接続してデータをモニタリングするために必要です。このアカウントのユーザー名とパスワードは、後で 転送先の接続プロファイルを作成するときに指定する必要があります。
移行先の Cloud SQL for SQL Server インスタンスにデータベース ユーザー アカウントを作成します。Cloud SQL ドキュメントの ユーザーの作成と管理をご覧ください。
ユーザー アカウントに次の権限を割り当てます。
- SQL Server 2019 の場合:
VIEW ANY DEFINITION
とVIEW SERVER STATE
- 以降のバージョン:
VIEW ANY DEFINITION
、VIEW SERVER PERFORMANCE STATE
- SQL Server 2019 の場合:
ユーザー アカウントに権限を割り当てる方法については、Cloud SQL ドキュメントの ユーザーの権限を変更するをご覧ください。
宛先インスタンスに関連付けられたサービス アカウントに Cloud Storage の権限を付与します。このアカウントは、移行先インスタンスの作成後に作成します。
Cloud SQL インスタンスの詳細ページで、このサービス アカウントに関連付けられているメールアドレスを確認します。Cloud SQL のドキュメントの インスタンス情報を表示するをご覧ください。
サービス アカウントに
storage.objects.get
権限とstorage.objects.list
権限を追加します。Identity and Access Management でアクセス権を管理する方法については、IAM のドキュメントで プロジェクト、フォルダ、組織へのアクセス権の管理をご覧ください。