この例は、Java で書かれた App Engine アプリケーションであり、テーブルに "hello world" のあいさつを書き込み、それを読み取りなおします。このアプリケーションは App Engine ランタイムを使用し、App Engine API に対する完全アクセス権を持っています。アプリケーションは、App Engine フレキシブル環境内のクラウド上で実行されます。このアプリケーションのコードは、GitHub リポジトリ GoogleCloudPlatform/cloud-bigtable-examples の java/gae-flexible-helloworld
ディレクトリにあります。
コードサンプルの概要
コードサンプルには、次のクラスが含まれています。
BigtableHelper
。Cloud Bigtable への接続を提供します。BigtableHelloWorld
。Cloud Bigtable への書き込みや Cloud Bigtable からの読み取りを行います。
BigtableHelper
BigtableHelper
。Cloud Bigtable への接続を作成するメソッドを提供します。また、接続をキャッシュに格納します。キャッシュ内に接続が存在する場合に、その接続を取得するメソッドもあります。このようにキャッシュを利用するのは、接続の作成が比較的負荷の大きいオペレーションだからです。
BigtableHelloWorld
BigtableHelloWorld
を使用して、一連のあいさつを Cloud Bigtable に書き込みます。それから、書き込んだものを読み取って表示します。このクラスは BigtableHelper
から Cloud Bigtable 接続を取得し、その接続を使用して Table
オブジェクトを取得します。これにより、値の読み取りと書き込みが可能になります。そして、Table
オブジェクトを使用して、テーブルへの書き込みとテーブルからの読み取りを行います。