App Engine 環境の選択

App Engine アプリケーションは、スタンダード環境またはフレキシブル環境で実行できます。マイクロサービス アーキテクチャを使用してアプリケーションを作成している場合には、アプリケーションで同時に両方の環境を使用できます。

環境の比較

次の表に、2 つの環境の相違点を示します。

機能 スタンダード環境 フレキシブル環境
インスタンスの起動時間 ミリ秒
リクエストの最大タイムアウト 60 秒 60 分
バックグラウンド スレッド ○(制限付き)
バックグラウンド プロセス ×
SSH デバッグ ×
スケーリング 手動、基本、自動 手動、自動
ローカル ディスクへの書き込み × ○(エフェメラル、各 VM の起動時に初期化されたディスク)
カスタマイズ可能な処理スタック × ○(Dockerfile のカスタマイズで構築)
セキュリティ パッチの自動適用
ネットワーク アクセス App Engine サービス経由のみ(アウトバウンド ソケットを含む)
サードパーティ バイナリのインストール サポート ×
ロケーション 北米、アジア太平洋、ヨーロッパ 北米、アジア太平洋。ヨーロッパではフレキシブル環境を利用できません。
料金 インスタンス時間に基づく vCPU、メモリ、永続ディスクの使用量に基づく

フレキシブル環境と Compute Engine

フレキシブル環境では、Compute Engine VM インスタンスでサービスを実行しますが、次の点で Compute Engine と異なります。

  • フレキシブル環境の VM インスタンスは毎週再起動します。再起動中に、Google の管理サービスがオペレーティング システムとセキュリティの更新を適用します。

  • Compute Engine VM インスタンスにはルート権限でアクセスできます。フレキシブル環境の VM インスタンスに対する SSH アクセスは、デフォルトで無効になっています。アプリの VM インスタンスに対するルートアクセスを有効にすることもできます。

  • フレキシブル環境の VM インスタンスは、プロジェクトの設定に従い、地理的なリージョン別に自動的に配置されます。Google の管理サービスは、最適なパフォーマンスを実現するためにプロジェクトのすべての VM インスタンスを同じリージョンに配置します。

環境間での移行

スタンダード環境で実行しているアプリケーションがある場合、サービスの一部をフレキシブル環境に移行することができます。詳細については、PythonJava または Go のドキュメントをご覧ください。

特定のサービスを移行する場合には、PythonJava または Go の手順に従ってください。

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