ノードイメージ

このページでは、GKE on VMware クラスタノードで実行されるノードオペレーティングシステム（ノード OS）イメージについて説明します。

GKE on VMware クラスタノードは、デフォルトで ubuntu_containerd を実行します。このイメージは、Google Kubernetes Engine の Ubuntu ノードイメージと似ています。

GKE on VMware ノードプールでは、Container-Optimized OS もサポートされています。GKE on VMware 上の Container-Optimized OS では、カーネルの問題をデバッグするための kdump がサポートされています。

GKE on VMware では、クラスタの OS ごとに次のノードイメージオプションが用意されています。

OS	ノードイメージ	ステータス
Container-Optimized OS	cos	一般提供
cgroup v2 を含む Container-Optimized OS	cos_cgv2	プレビュー
containerd を含む Ubuntu	ubuntu_containerd	一般提供
containerd と cgroup v2 を含む Ubuntu	ubuntu_cgv2	プレビュー

Kubernetes のバージョン

新しい GKE on VMware バージョンでは、クラスタが実行される新しい Kubernetes バージョンが導入されることがあります。バージョンの変更は、リリースノートで通知されます。クラスタで実行されている Kubernetes のバージョンについては、バージョンをご覧ください。

GKE on VMware のノード OS には、arping、cloud-utils、conntrack、logrotate、prips、systemd-container というツールがプリインストールされています。
GKE on VMware のノード OS には、debug-toolbox コンテナイメージがプリインストールされています。debug-toolbox には、ノードの問題をデバッグするためのパッケージがいくつか含まれています。付属のシェルスクリプト toolbox を実行すると、debug-toolbox コンテナを解凍して実行します。toolbox スクリプトをご覧ください。

GKE on VMware バージョン 1.1.0-gke.6 では、静的 IP 割り振りをサポートするためにノード OS のデフォルトのネットワーク構成は無効になっています。