アンインストール

このページでは、Anthos Service Mesh をアンインストールする方法について説明します。

Anthos Service Mesh のアンインストール

以下のコマンドを使用して、オリジナルの構成プロファイルでインストールされた Anthos Service Mesh コンポーネントをアンインストールします。また、これらのコマンドでは、istio-system 名前空間と、適用した CRD を含むすべてのカスタム リソース定義(CRD)も削除します。CRD を作成した場合は、そのコピーがあることを確認してください。

  1. 構成に応じて次のいずれかを選択して、コントロール プレーンを削除します。

    • GKE on VMware、GKE on AWS、Amazon Elastic Kubernetes Service、または Microsoft Azure Kubernetes Servic に Anthos Service Mesh をインストールしている場合:

      istioctl manifest generate --manifests=YOUR_MANIFESTS_DIRECTORY --set profile=asm-multicloud | kubectl delete --ignore-not-found=true -f -
      
    • Google Kubernetes Engine に Anthos Service Mesh をインストールしている場合:

      istioctl manifest generate --manifests=YOUR_MANIFESTS_DIRECTORY --set profile=asm-gcp | kubectl delete --ignore-not-found=true -f -
      
  2. istio-system 名前空間を削除します。

     kubectl delete namespace istio-system
    
  3. 削除が正常に完了したかどうかを確認します。

     kubectl get ns
    

    次に示すように、Terminating 状態を示す出力が返されます。出力されない場合は、名前空間内の残りのリソースを手動で削除して、もう一度試してください。

     NAME                 STATUS       AGE
     istio-system         Terminating  71m
    
  4. 名前空間でサイドカーの自動挿入機能が有効になっている場合は、これを無効にします。

     kubectl get namespace YOUR_NAMESPACE --show-labels
    

    出力は次のようになります。

     NAME   STATUS   AGE     LABELS
     demo   Active   4d17h   istio.io/rev=asm-181-5

    出力の LABELS 列の下に istio.io/rev= が表示されている場合は、削除します。

     kubectl label namespace YOUR_NAMESPACE istio.io/rev-
    

    出力の LABELS 列の下に istio-injection が表示されている場合は、削除します。

     kubectl label namespace YOUR_NAMESPACE istio-injection-
    

    istio.io/rev ラベルまたは istio-injection ラベルが表示されていない場合、名前空間で自動挿入が有効になっていません。