テストの更新または削除

このページの手順に沿って、テストを編集または削除する方法をご確認ください。自分や他のユーザーが作成したテストを編集、削除できます。

テストを作成、表示、または再実施するには、接続テストを作成して実行するをご覧ください。

接続テストの詳細については、概要をご覧ください。

始める前に

接続テストを行う前に、Google Cloud で次の項目を設定します。

  1. Google Cloud Console でプロジェクト セレクタ ページに移動します。

    プロジェクト セレクタに移動

    Google Cloud プロジェクトを選択または作成します。

  2. Google Cloud プロジェクトで課金が有効になっていることを確認します。
  3. Google Cloud SDK の一部である Google Cloud CLI をインストールします。最新バージョンの gcloud CLI をインストールするには、gcloud CLI のドキュメントをご覧ください。

    全コマンドの一覧については、gcloud コマンド リファレンスをご覧ください。

  4. Network Management API を有効にします。API を有効にすると、次のものが提供されます。

    • Network Management API を使用した API 呼び出しのサンプル

      API Explorer を使用すると、Network Management API コマンドをテストできます。Network Management API リファレンス ドキュメントで、Try this API 列を使用して API フィールドを調べ、テストを実施します。

    • API Python クライアントを使用したサンプルコード

      このサンプルコードは、Network Management API とやり取りする api という名前のリソースを作成していることを前提としています。リソースを作成するには、build 関数を使用します。次の例をご覧ください。

      from googleapiclient.discovery import build
      api = build('networkmanagement', 'v1')
      

      API Python クライアントの詳細については、次をご覧ください。

  5. テストの実行と確認に必要な権限を取得します。詳しくは、アクセス権の割り当てをご覧ください。

テストの更新

このセクションの手順に沿って、テストを更新します。テストの name を除くすべてのフィールドを変更できます。

update テスト オペレーションの実行中にそのステータスを確認するには、実行中のテスト オペレーションのチェックをご覧ください。

Console

接続テストのメインページから

  1. Cloud Console で、[接続テスト] ページに移動します。

    [接続テスト] に移動

  2. テストを更新するには、テストの名前をクリックします。

  3. [接続テストの詳細] ページで、ページの上部にある [編集] をクリックします。

  4. テストのオプションを変更します。

  5. [保存] をクリックします。

    テストが自動的に再実施されます。

ネットワーク インターフェースの詳細ページから

  1. Google Cloud コンソールで、[VM インスタンス] ページに移動します。

    [VM インスタンス] に移動

  2. まだ選択していない場合は、テストを更新するインスタンスを含むプロジェクトを選択します。

  3. テストを更新するインスタンスをクリックします。

  4. [ネットワーク インターフェース] で、テストを更新するネットワーク インターフェースを選択します。

  5. [ネットワーク分析] で、[接続テスト] をクリックします。

  6. 更新するテストの名前をクリックします。

  7. [接続テストの詳細] ページで、ページの上部にある [編集] をクリックします。

  8. テストのオプションを変更します。

  9. [保存] をクリックします。

    テストが自動的に再実施されます。

gcloud

テストを更新するには、更新するテスト ID と変更するコマンド オプションを使用して次のコマンドを入力します。次の例では、宛先 IP アドレスを変更します。

  gcloud network-management connectivity-tests update NAME \
    --destination-ip-address= DESTINATION_IP_ADDRESS

次の値を置き換えます。

  • NAME: 接続テストの名前
  • DESTINATION_IP_ADDRESS: テストの宛先となる内部または外部の送信先 IP アドレス。IPv6 アドレスは、テストの宛先がグローバル ロードバランサの VIP である場合にのみ許可されます。

API

networkmanagement.connectivitytests.patch メソッドを使用してテストを更新(編集)します。

  PATCH https: //networkmanagement.googleapis.com/v1/{resource.name=projects/PROJECT_ID/locations/global/connectivityTests/TEST_ID}
    {
      "source": {
        "ipAddress": "SOURCE_IP_ADDRESS",
        "projectId": "SOURCE_PROJECT",
      },
    }

次の値を置き換えます。

  • PROJECT_ID: ソース VM のプロジェクト ID
  • TEST_ID: 実行中の接続テスト オブジェクト(テスト)の ID
  • SOURCE_IP_ADDRESS: テストの起点となる内部または外部の送信元 IP アドレス。IPv6 アドレスは、テストの宛先がグローバル ロードバランサの VIP である場合にのみ許可されます。
  • SOURCE_PROJECT: 送信元エンドポイントのプロジェクト ID

Python

次のサンプルコードでは、テスト用のソース IP アドレスを更新します。詳細については、API Python クライアント リファレンス ドキュメントの patch をご覧ください。

project_id = "PROJECT_ID"
test_id = "TEST_ID"
test_input = {
  "source": {
    "ipAddress": "SOURCE_IP_ADDRESS"
  },
}

request = api.projects().locations().global_().connectivityTests().patch(
  name='projects/%s/locations/global/connectivityTests/%s' % (project_id, test_id),
  body=test_input,
  updateMask="source")

print(json.dumps(request.execute(), indent=4))

次の値を置き換えます。

  • PROJECT_ID: テストが作成されたプロジェクトのプロジェクト ID
  • TEST_ID: 実行中の接続テスト オブジェクト(テスト)の ID
  • SOURCE_IP_ADDRESS: テストの起点となる内部または外部の送信元 IP アドレス。IPv6 アドレスは、テストの宛先がグローバル ロードバランサの VIP である場合にのみ許可されます。

updateMask は、更新を適用するフィールドを指定する必須パラメータです。この例では、source フィールドを更新します。

1 つ以上のテストを削除する

このセクションの手順に沿って、テストを削除します。

delete テスト オペレーションの実行中にそのステータスを確認するには、実行中のテスト オペレーションのチェックをご覧ください。

Console

接続テストのメインページから

  1. Cloud Console で、[接続テスト] ページに移動します。

    [接続テスト] に移動

  2. 削除する 1 つ以上のテストの左側にあるチェックボックスをオンにします。

  3. Google Cloud コンソールのページ上部にある [削除] をクリックします。

接続テストの詳細ページから

  1. [接続テスト] のメインページで、テストの名前をクリックします。
  2. [接続テストの詳細] ページの上部にある [削除] をクリックします。

ネットワーク インターフェースの詳細ページから

  1. Google Cloud コンソールで、[VM インスタンス] ページに移動します。

    [VM インスタンス] に移動

  2. まだ選択していない場合は、テストを削除するインスタンスを含むプロジェクトを選択します。

  3. テストを削除するインスタンスをクリックします。

  4. [ネットワーク インターフェース] で、テストを削除するネットワーク インターフェースを選択します。

  5. [ネットワーク分析] で、[接続テスト] をクリックします。

  6. 削除する 1 つ以上のテストの左側にあるチェックボックスをオンにします。

  7. テストの一覧の上部にある [削除] をクリックします。

gcloud

テストを削除するには、次のコマンドを入力します。削除するテストのテスト ID を使用します。

  gcloud beta network-management connectivity-tests delete NAME

NAME を接続テストの名前に置き換えます。

API

networkmanagement.connectivitytests.delete メソッドを使用して、テストを削除します。

DELETE https://networkmanagement.googleapis.com/v1/{name=projects/PROJECT_ID/locations/global/connectivityTests/{TEST_ID}

次の値を置き換えます。

  • PROJECT_ID: ソース VM のプロジェクト ID
  • TEST_ID: 実行中の接続テスト オブジェクト(テスト)の ID

Python

次のサンプルコードではテストを削除します。詳細については、API Python クライアント リファレンス ドキュメントの delete をご覧ください。

project_id = "PROJECT_ID"
test_id = "TEST_ID"
request = api.projects().locations().global_().connectivityTests().delete(
          name='projects/%s/locations/global/connectivityTests/%s' % (project_id, test_id))

print(json.dumps(request.execute(), indent=4))

次の値を置き換えます。

  • PROJECT_ID: テストが作成されたプロジェクトのプロジェクト ID
  • TEST_ID: 削除する接続テスト オブジェクト(テスト)の ID

次のステップ