Migrate to Containers CLI のアーキテクチャ

このページでは、Migrate to Containers CLI が仮想マシン(VM)インスタンス上のアプリケーションをアーティファクトに変換する方法について説明します。このアーティファクトは、移行元の環境から Google Kubernetes Engine(GKE)または GKE Enterprise 上のターゲット クラスタにアプリケーション コンポーネントをデプロイする際に使用できます。

Migrate to Containers CLI コンポーネント

Migrate to Containers CLI を使用したモダナイゼーションは、変換、ワークロードのデプロイ、メンテナンスの 3 つのステップで行います。

プロセスのアーキテクチャ

  1. 変換 -- Migrate to Containers CLI を使用して、VM ベースのアプリケーション コンポーネントをデプロイ可能なコンテナベースのアプリケーション コンポーネントに変換します。これは次の 5 つのフェーズから構成されます。

    1. コピー - ターゲット マシンのファイル システムをローカルマシンにコピーします。
    2. 分析 -- ファイル システムを分析して移行計画を作成します。
    3. 編集 -- 必要に応じて、計画を編集して移行出力を変更します。
    4. 生成 - Docker ファイル、Docker コンテキスト、Kubernetes Deployment ファイル、Skaffold 構成などのアーティファクトを生成します。
    5. データの移行 - データファイルを永続ボリュームにコピーします。これは省略可能です。
  2. ワークロードのデプロイ - 最小要件を満たす GKE または GKE Enterprise のクラスタに、移行したコンテナ ワークロードをデプロイできます。移行アーティファクトには、1 つ以上の Dockerfile、1 つ以上の Kubernetes Deployment 仕様、Skaffold 構成ファイルを含めることができます。

  3. メンテナンス -- コンテナ ワークロードを移行したら、通常は最適化とメンテナンスを行います。抽出されたワークロード コンテンツと生成された Dockerfile を CI / CD パイプラインに統合し、イメージベースのメンテナンスを効率的に実行できます。

次のステップ