このドキュメントでは、Migrate for Compute Engine を使用して VM を AWS から Google Cloud に移行する方法について説明します。
続行する前に、AWS の前提条件と構成を完了する必要があります。
Linux VM を準備する
Linux VM を移行する場合は、Migrate for Compute Engine パッケージをインストールして Google Cloud 用に再構成します。
AWS で利用可能な移行オペレーション
AWS から Google Cloud に移行する場合、次のオペレーションがサポートされています。
- クラウド内実行
- ストレージの移行
- 元に戻す
- 接続解除の準備
- 接続解除
- クリーンアップ
これらの操作の詳細については、VM 移行のライフサイクルをご覧ください。
移行プロセス
インスタンスの AWS から Google Cloud への移行中、Migrate for Compute Engine は AWS のインスタンスにマウントされた EBS ボリュームの所有権を次のオペレーションで取得します。
- AWS のソース VM を停止します。
- AWS で Migrate for Compute Engine VM Importer を作成します。
- EBS ボリュームをソース VM から接続解除して、Importer に接続します。
- Google Cloud でインスタンスを 1 つ作成します。
- Importer から Google Cloud Cloud Extension にデータをストリーミングします。
- Importer を終了し、ディスクをオース VM に再接続します。
プロセスの最後で、元の AWS インスタンスはそのまま残り、元の EBS ボリュームが再接続され、電源がオフになります。
Wave UI 経由の移行
AWS から Google Cloud へのストレージの移行は、Wave Migrations 経由でサポートされています。
ストレージの移行を開始するには、Wave で新しいフル マイグレーション ジョブを作成します。