このページでは、Memorystore for Redis Cluster で使用できる読み取りポリシーについて説明します。特定の読み取りポリシーを使用してインスタンスに接続する方法については、Memorystore for Redis Cluster インスタンスに接続するをご覧ください。
読み取りポリシー
Memorystore for Redis Cluster には、3 つの異なる読み取りポリシーが用意されています。
ポリシー名 | エンドポイントのタイプ | ポート |
---|---|---|
プライマリの読み取りポリシー | 読み取り/書き込みエンドポイント | 6379 |
レプリカ の読み取りポリシー | 読み取りエンドポイント | 7379 |
すべての読み取りポリシー | 読み取り/書き込みエンドポイント | 8379 |
読み取りエンドポイントを指定してアクセスするには、Private Service Connect IP アドレスと目的の読み取りポリシーのポート番号に接続します。各読み取りポリシーはインスタンスで使用できます。ただし、インスタンスにリードレプリカがない場合、レプリカ エンドポイントから読み取るとエラーが発生します。
アクセスする読み取りポリシーに応じて、読み取りはプライマリまたはレプリカに送信されます。書き込みコマンドは常にプライマリにルーティングされます。
プライマリの読み取りポリシー
プライマリ 読み取りポリシー エンドポイントはプライマリにのみ接続します。
利点
プライマリ読み取りポリシーは、最適なデータ整合性を実現します。他の読み取りポリシーを使用すると、レプリカノードから取得した情報がプライマリ ノードに書き込まれたデータと一致しない可能性があるため、データの整合性が低下する可能性があります。
レプリカ の読み取りポリシー
利点
この読み取りポリシーを使用すると、読み取りトラフィックを書き込みトラフィックから分離できます。一部のワークロードでは、読み取りトラフィックを書き込みトラフィックから分離することで、アプリケーションで読み取りスループットを高めることができます。
すべての読み取りポリシー
利点
すべての読み取りポリシーは、すべてのノードへの読み取りリクエストを許可することで、最適なデータ可用性を提供します。