割り当ての使用量アラートは、次の手段で設定できます。
- Google Cloud コンソールの [割り当て] ページ
- Cloud Monitoring API とコンソール
割り当てページで割り当ての使用量アラートを設定する
[割り当て] ページで割り当てアラートを設定すると、割り当て使用量が最大値に達したときに通知を受け取ることができます。この機能はプロジェクト レベルの割り当てでのみサポートされています。
特定の割り当てに関するアラートを設定するには、次のようにします。
アラートを作成する権限があることを確認します。
[割り当て] ページに移動します。 [割り当て] に移動
[割り当てとシステム上限] ページで、テーブルの最後の列を探します。
(その他の操作)をクリックし、[使用量アラートを作成] を選択します。割り当て使用量テンプレートを選択し、目的の通知チャンネルを選択します。
[Create policies] をクリックします。
省略可: デフォルトのアラート ポリシーをカスタマイズする場合は、プルダウンを開いて、指示に沿って操作します。
Cloud Monitoring を使用する
Cloud Monitoring API とコンソールを使用すると、割り当ての使用状況、値、エラーをより詳細にモニタリングできます。これらの指標を使用してカスタム ダッシュボードとアラートを作成し、割り当て使用量の推移をモニタリングできます。たとえば、割り当て最大値に近づいている場合などです。
Cloud Monitoring はさまざまな指標をサポートしています。これらの指標をフィルタや集計と組み合わせることで、割り当ての使用量についてより有用な分析情報を表示できます。たとえば、数量に基づく割り当ての使用状況の指標を Cloud TPU 名の quota_metric
フィルタと組み合わせることができます。
Metrics Explorer を使用してモニタリング対象リソースの指標を表示するには、次の操作を行います。
-
Google Cloud コンソールで、leaderboard[Metrics Explorer] ページに移動します。
検索バーを使用してこのページを検索する場合は、小見出しが [Monitoring] の結果を選択します。
- [指標] 要素の [指標を選択] メニューを開いてフィルタバーに「
quota usage
」と入力し、サブメニューを使用して特定のリソースタイプと指標を選択します。- [有効なリソース] メニューで、[Consumer Quota] を選択します。
- [有効な指標カテゴリ] メニューで、[割り当て] を選択します。
- [有効な指標] メニューで、リストから指標を選択します。有効な指標と無効な指標の両方を表示するには、[有効] をクリックして [指標を選択] メニューのフィルタを消去します。
- [適用] をクリックします。
表示から時系列を削除するには、[フィルタ] 要素を使用します。
時系列を結合するには、[集計] 要素のメニューを使用します。たとえば、ゾーンに基づいて VM の CPU 使用率を表示するには、最初のメニューを [平均] に設定し、2 番目のメニューを [ゾーン] に設定します。
[集計] 要素の最初のメニューが [未集計] に設定されている場合は、すべての時系列が表示されます。[集計] 要素のデフォルト設定は、選択した指標タイプによって決まります。
- 割り当てと、1 日に 1 つのサンプルを報告するその他の指標については、次の操作を行います。
- [表示] ペインで、[ウィジェット タイプ] を [積み上げ棒グラフ] に設定します。
- 期間は少なくとも 1 週間に設定します。
目的の割り当て使用量の情報が見つかったら、Cloud Monitoring を使用してカスタム ダッシュボードとアラートを作成し、モニタリングによって堅牢なアプリケーションを維持できます。詳細については、次のドキュメントをご覧ください。
割り当てに固有の一般的なアラート ポリシーの例については、割り当て指標の使用をご覧ください。
割り当て指標の詳細なリファレンスについては、Cloud Monitoring のリファレンス ガイドをご覧ください。
割り当て指標のサポートを確認する
すべてのサービスが Cloud Monitoring の割り当て指標をサポートしているわけではありません。サポートされているサービスに適用される割り当て指標を確認するには、グラフの作成時またはアラート ポリシーの作成時にリソースタイプとして [Consumer Quota] を選択します。割り当て指標をサポートしていないサービスは表示されません。
割り当て指標をサポートしている一般的なサービスには、Compute Engine、Dataflow、Spanner、Pub/Sub、Cloud Vision、Speech-to-Text、Cloud Monitoring、Cloud Logging などがあります。
割り当て指標をサポートしていない一般的なサービスには、App Engine や Cloud SQL などがあります。