Google Cloud のデータベースに関するニュースの総まとめ - 2024 年 10 月版
Joey Hernandez
Product Marketing, Google Cloud Databases
Kiran Shenoy
Sr. Product Manager, Google Cloud Databases
※この投稿は米国時間 2024 年 11 月 1 日に、Google Cloud blog に投稿されたものの抄訳です。
秋も深まるこの 10 月、Google Cloud データベースにはホットな話題が満載です。このブログでは、最新のニュースと更新情報をまとめてお伝えします。
主要データベースについてのお知らせ
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Database Center では、お客様のデータベース環境全体を単一の統合ビューで表示することで、データベース管理を簡素化します。Google は今月、Database Center に次のような画期的な 2 つの機能を導入しました。
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Spanner のサポートが、Cloud SQL と AlloyDB のサービスに加わりました。今後さらに多くのデータベースをサポートしていく予定です。
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どなたでも Database Center のご利用が可能になりました。Gemini を有効にすると、インテリジェント チャットや高度なセキュリティに関する推奨事項など、AI を活用した最新機能をご利用いただけます。
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AlloyDB 向け ScaNN インデックスの一般提供を開始しました。ScaNN インデックスは初めての PostgreSQL 対応インデックスです。最先端のクエリ パフォーマンスを維持しながら 10 億を超えるベクトルに対応したスケーリングが可能であり、あらゆる企業で高パフォーマンスのワークロードを実現できます。
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Firebase Data Connect のプレビュー版が公開されました。Firebase Data Connect は、Cloud SQL を活用するフルマネージドの PostgreSQL データベースと統合される、新しい Backend as a Service です。これによりデベロッパーは、AI 対応アプリのためのベクトル検索を含む豊富な GraphQL クエリを使用して、安全で没入感のあるアプリを迅速に構築できるようになりました。Android、iOS、ウェブ、Flutter などの多様な SDK をサポートしています(ドキュメント)。
- Google は、マルチクラウド データ インフラストラクチャ企業である Aiven との戦略的パートナーシップを発表しました。Aiven for AlloyDB Omni によって、Google Cloud、AWS、Azure にまたがる単一プラットフォームで、高性能なトランザクション ワークロード、分析ワークロード、ベクトル ワークロードを実行できるようになりました。AlloyDB Omni のデプロイ、管理、スケーリングを簡単かつ安全に行うことができます。
データベース プロダクトに関する最新情報
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Cloud SQL が PostgreSQL 17 をサポートするようになりました。今後は、コンソール、CLI、API を通じて Cloud SQL で PostgreSQL 17 インスタンスを作成できます。
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Cloud SQL を Certificate Authority Service(CAS)と統合し、プレビュー版にて提供を開始しました。共有 CA(認証局)オプションを使用して Cloud SQL インスタンスを作成できるようになり、TLS 証明書の管理が簡素化されます(ドキュメント)。
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Cloud SQL for SQL Server のトランザクション ログ エクスポート機能のプレビュー版が公開されました。今後はトランザクション ログを、PITR が有効な Enterprise Plus のインスタンスから選択した Google Cloud Storage バケットにエクスポートできます(ドキュメント)。
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Cloud SQL for PostgreSQL のバックアップ コピーを使用して、AlloyDB の無料トライアル クラスタを作成できるようになりました。
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これからは Gemini を有効にしなくても、AlloyDB のお客様は、AlloyDB 向けに強化された Query Insights をご利用いただけます。Query Insights の設定ページから、強化された Query Insights を直接有効にすることができます。
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PostgreSQL のバージョン 16 は一般提供(GA)されています。今後は、PostgreSQL 16 を使用して、AlloyDB クラスタを作成できます。Database Migration Service は、PostgreSQL から AlloyDB for PostgreSQL バージョン 16 への同種移行もサポートしています。
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AlloyDB Studio でのモデルのエンドポイント管理: モデルのエンドポイント管理を行う新たな AlloyDB Studio UI を活用して、モデルをシームレスに登録し、呼び出せます。登録したモデルはすべて、[エクスプローラ] ペインに表示されます。
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Memorystore for Valkey 8.0 のプレビュー版が公開されました。Valkey 8.0 はメジャー リリースであり、今年初めに Redis のライセンス条項が変更された後、急遽発足した Valkey オープンソース コミュニティが計画した最初の大規模更新です。
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ベクトル検索は、Memorystore for Valkey と Memorystore for Redis Cluster で利用可能になりました。これは、1)超低レイテンシなインメモリ ベクトル検索、2)ゼロ ダウンタイムのスケーラビリティ(拡張および縮小)、3)数百万から数十億のベクトルに対する強力な高性能ベクトル検索を組み合わせたものです。
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クロスリージョン レプリケーションと単一のシャード クラスタのプレビュー版が公開されました。
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クロスリージョン レプリケーションを使用すると、ビジネスの継続性が向上し、世界中にいるユーザーのレイテンシを軽減するとともに、コストも削減されます。
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単一のシャード クラスタを使用すると、小規模なワークロードでの高可用性をコストを抑えながら実現できます。
Database Migration Service(DMS)
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DMS が MySQL バージョン 8.4 をサポートするようになりました。Cloud SQL for MySQL への移行でサポートされている移行元および移行先のデータベースをご確認ください。
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DMS が PostgreSQL バージョン 16 をサポートするようになりました。AlloyDB for PostgreSQL への移行でサポートされている移行元および移行先のデータベースをご確認ください。
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一般提供を開始している Spanner の各エディションでは、より柔軟で透明性のある価格設定で Spanner を購入できるようになっています。
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Spanner では全文検索ができるため、Google の差別化された全文検索機能を Spanner 内でダイレクトに使用できます。
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BigQuery からダイレクトに Spanner のデータにアクセスできます。Spanner を使用した BigQuery の外部データセットのプレビュー版では、データ アナリストは、ネイティブの BigQuery テーブルと同じように Spanner テーブルを参照し、探索し、クエリを実行できるようになりました。
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Bigtable で K 近傍法を使用して類似のベクトル検索を実行する方法については、この詳細なチュートリアルをご確認ください。新たにリリースされた Bigtable の SQL 機能を使用したエンベディング生成からクエリまでを紹介しています。
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Spark から Bigtable DataBoost を利用できるようになり、完全に分離されたサーバーレスなクエリが可能になりました。
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本番環境でのパフォーマンスの可用性に合わせてデータを迅速に復元できるようホット バックアップを最適化し、一般提供(GA)を開始しました。詳細については、バックアップの概要をご覧ください。
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Datastore モードの Firestore 向けに、プロパティ変換機能(setToServerValue、increment、maximum、minimum、appendMissingElements、removeAllFromArray)のプレビュー版が公開されました。これにより、ネイティブ モードの Firestore で利用できる変換機能と同等の機能が確保されます。
Google Cloud データベースを使用したビジネス変革
Google Cloud データベースのソリューションにより、どのようにイノベーションと成功が促進されているかを見てみましょう。
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Prefab は、水平スケーリングが可能な運用データベースとして Spanner を採用しました。Spanner は、HBase と同様のスケーリング機能を保持しており、より使いやすく、管理上のオーバーヘッドを削減することがわかりました。
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Palo Alto Networks は、Advanced WildFire プロダクトを Cassandra から Bigtable に切り替えることでパフォーマンスを向上させ、コストを削減しました。その結果、レイテンシが 5 分の 1 に低減し、総所有コストは半減しました。
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さまざまなユースケースに合わせて拡張でき、メンテナンスのオーバーヘッドを削減するソリューションを模索していた Unity は、ワークロードを Memorystore for Redis Cluster に移行しました。現在、Unity のインフラストラクチャは、単一インスタンスで 1 秒あたり最大 1,000 万回の Redis 操作を処理しています。
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Bayer は、運用の効率化とソリューションの一元化、社内コラボレーションの促進を図るため、AlloyDB に移行しました。
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Deckmatch は、Cloud SQL for PostgreSQL を使用してベンチャー キャピタリスト向けの分析情報を活用しています。
Database に関するウェブセミナーとイベント
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プロダクトに関するウェブセミナー
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Cloud SQL でデータベースをモダナイズ: フルマネージドの Cloud SQL が持つ価値を探り、それがミッション クリティカルなアプリケーションのパフォーマンス向上、データ セキュリティの強化、アクセスの高可用性にどのように役立つかをご紹介します。また Workday が Cloud SQL を活用してどのようにパフォーマンスを向上させ、進化するビジネスに対応しているのかについても併せてご視聴ください。
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Spanner でイノベーションの原動力を活性化: 現在のアプリケーションには、従来のデータベースでは実現できなかったことが求められています。11 月 26 日に開催されるウェブセミナーでは、Spanner について紹介します。Spanner は「常時稼働」でスケーリングしやすく、次世代のイノベーションを推進するグローバルなデータベースです。ぜひご参加ください。
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Cloud SQL と Memorystore でパフォーマンスを最大化: 12 月 3 日のウェブセミナーでは、CloudSQL と Memorystore を組み合わせた活用方法を紹介します。コスト削減、効率性の向上、優れたアプリケーション エクスペリエンスを実現するものです。
Saudi Arabia Google Cloud Summit
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ここで Cloud リージョンを開設してから 1 年が経ち、この地域にイノベーションとスケーラビリティをもたらすことができました。仲間とネットワークを構築し、Google Cloud のリーダーたちと交流しましょう。AI や、アプリケーションのモダナイゼーション、コラボレーション、データクラウド、オープン インフラストラクチャ、セキュリティなどの技術トレンドについても探索してみてください。イノベーションを加速し、より影響力の強いビジネス成果につながるものばかりです。今すぐご登録ください。
生成 AI を使用した Database Days
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北米で対面式イベントの Database Days を開催します。Google Cloud データベースを使用した生成 AI アプリ開発の可能性について、ITDM や実務担当者にご紹介します。以下の都市で開催しますので、ぜひご参加ください。
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トロント: 11 月 19 日。こちらからお申し込みください。
さらなる魅力的な開発について、来月の総まとめもご注目ください。それまでの間、Google Cloud のデータベースに関するホームページをご覧になり、お客様の目標達成を Google がどのように支援できるかについて確認するか、今すぐお問い合わせください。
ー Google Cloud データベース、プロダクト マーケティング Joey Hernandez
ー Google Cloud データベース、シニア プロダクト マネージャー Kiran Shenoy