注: 今後数か月にわたり、App Engine ドキュメント サイトの再編成によって、コンテンツを見つけやすくし、他の Google Cloud プロダクトとより適切に連携できるようにする予定です。同じコンテンツを使用できますが、ナビゲーションは他の Cloud プロダクトと同じになります。

PHP バージョン 5.5 はたコミュニティでサポートを終了したため、新しいアプリでは PHP 7+ ランタイムを使用することを強くおすすめします。

画像の提供

コレクションでコンテンツを整理 必要に応じて、コンテンツの保存と分類を行います。

Cloud Storage ツール用の App Engine API には、画像ファイルを簡単に提供できる次のメソッドが用意されています。

  • CloudStorageTools.getImageServingUrl()
  • CloudStorageTools.deleteImageServingUrl()

単にファイルを公開するだけでなく、このメソッドを使用して画像を提供するメリットの 1 つとして、画像のサイズ変更と切り抜きを動的に行う機能があるため、さまざまなサイズの画像を保存する必要がなくなることがあげられます。

CloudStorageTools::getImageServingUrl は、画像を提供している URL を返します。HTTPS ページ内に表示される画像の場合は、混合コンテンツに関する警告を回避するために、secure_urlTrue に設定してください。

この URL は一般公開されますが、「類推可能」なものではありません。

URL の提供を停止するには、CloudStorageTools::deleteImageServingUrl を呼び出します。

この関数機能を使用するには、CloudStorageTools クラスをインポートします。

use google\appengine\api\cloud_storage\CloudStorageTools;

次に、画像 image.jpg のサイズを変更して切り抜きを行います。

$options = ['size' => 400, 'crop' => true];
$image_file = "gs://${my_bucket}/image.jpg";
$image_url = CloudStorageTools::getImageServingUrl($image_file, $options);