コマンドライン環境の設定

Knative serving に接続して操作するようにコマンドライン ツールを構成します。

以下の手順では、Mac または Linux オペレーティング システムを使用していることを前提としています。Microsoft Windows を使用している場合は、コマンドをそれに合わせて変える必要があります。

Google Cloud コンソールを使用して Knative serving を管理することを選べますが、コマンドライン ツールが必要なタスクもあります。

Knative serving のコマンドライン ツールをインストールして構成するには:

  1. Google Cloud CLI をインストールして初期化します

  2. Google Cloud CLI のデフォルトを構成します。

    1. デフォルトの Google Cloud プロジェクトを設定します。

      gcloud config set project PROJECT_ID
      

      PROJECT_ID は、Google Cloud プロジェクトの ID に置き換えます。

    2. ターゲット プラットフォームを設定します。

      gcloud config set run/platform kubernetes
      
    3. クラスタのロケーションを設定します。

      gcloud config set run/cluster_location ZONE_REGION
      

      ZONE_REGION は、クラスタのゾーンまたはリージョンに置き換えます。

    4. default 名前空間以外の新しい名前空間を作成して使用する場合は、コマンドを実行するたびに対象の名前空間が使用されるように、その名前空間を Google Cloud CLI にデフォルトとして設定できます。

      gcloud config set run/namespace NAMESPACE
      

      NAMESPACE は、gcloud CLI ツールがデフォルトで使用する名前空間の名前に置き換えます。

  3. kubectl コマンドライン ツールをインストールします。

    gcloud components install kubectl
    
  4. 省略可: 以前にインストールしたすべてのコンポーネントが最新の状態であることを確認します。

    gcloud components update