このドキュメントでは、Video Intelligence API のコンテンツに関する現在の制限事項とリクエストの割り当てについて説明します。これらの制約事項や使用量の上限に変更があったときは、このページにもそれが反映されます。
コンテンツの上限
Video Intelligence API では次の上限が適用されます。
コンテンツの上限 | 値 |
---|---|
動画のサイズ | 50 GB |
1 リクエストあたりの動画数 | 1 |
Video API のアノテーション付き動画の長さ | 最大 3 時間 |
リクエストの割り当て
Cloud Video Intelligence API の現在の使用量の割り当ては次のとおりです(変更される場合があります)。
リクエストの割り当て | 値 |
---|---|
1 プロジェクト、1 分あたりのリクエスト数 | 60 |
1 プロジェクト、1 分あたりのバックエンド時間(秒) | 180 |
1 分あたりの Celebrity Recognition リクエスト | 0 |
バックエンド時間とは、動画コンテンツにアノテーションを付けるために使用される並列処理時間の量のことです。同時に複数の動画へのアノテーション リクエストを定期的に送信している場合は、この割り当てを調整して、並列処理される動画の数を増やすことができます。1 分あたりのバックエンド時間はデフォルトで 180 秒です。これは、約 3 本(180 ÷ 60 = 3)の動画を並列処理できることを意味します。たとえば、5 本の動画への同時アノテーション リクエストを定期的に送信する場合、1 分あたりのバックエンド時間(秒)の割り当てを 300 に増やすと、約 5 本の動画を並列処理できるようになります。
次の場合、「リソース消耗」エラーが発生することがあります。
1 秒あたりに許可されている数以上のリクエストを送信した場合。リクエスト率を制限する必要があります。
キューが長すぎる状態になった場合。現在のキューが Video Intelligence API によって動画 3 分間/分の速度で処理されるまで待ってから、その次のリクエストを送信してください。
これらの割り当ては、Video Intelligence の各デベロッパー プロジェクトに適用され、特定のデベロッパー プロジェクトを使用するすべてのアプリケーションと IP アドレスで共有されます。
割り当ての増加
[Google Cloud Console] ページの [割り当て] ページで [割り当てを編集] を選択すると、割り当てを編集して最大値まで増やすことができます。割り当ての上限引き上げをリクエストするには、割り当てを編集して必要な上限とその理由を入力し、更新内容を送信します。リクエストが受信されると、通知が届きます。リクエストの詳細について確認をさせていただく場合があります。リクエストの審査が完了すると、承認または却下の結果が通知されます。