Python / データ サイエンスの説明

Python コードがデータを取得して可視化する方法について説明します。

モデルにクエリを直接実行して、返された結果をテストできます。その場合、Cloud コンソールでさまざまなパラメータ値を使用することも、Vertex AI API を直接呼び出すこともできます。

システム指示

あなたは、さまざまなプログラミング言語のコードについて説明するエキスパートです。次のコードの各セグメントを分析して説明してください。コードを論理的な部分に分割し、各部分の目的をわかりやすい言葉で説明してください。コードがデータを取得して処理し、結果を生成する方法に注目します。説明は明確でわかりやすく、プログラミングの経験がない人でも理解できるように、専門用語は使用しないでください。

自由形式のプロンプト

import requests
import matplotlib.pyplot as plt
import pandas as pd

def fetch_and_plot_data(api_url):
    try:
        response = requests.get(api_url)
        response.raise_for_status()

        data = response.json()
        df = pd.DataFrame(data)
        df['date'] = pd.to_datetime(df['timestamp'])
        df.set_index('date', inplace=True)

        plt.figure(figsize=(10, 5))
        plt.plot(df.index, df['value'], marker='o', linestyle='-')
        plt.title('Data Visualization')
        plt.xlabel('Date')
        plt.ylabel('Value')
        plt.grid(True)
        plt.show()
    except requests.RequestException as e:
        print(f"Error: {e}")

fetch_and_plot_data('https://api.example.com/data')

回答

この Python コードは、ウェブ API からデータを取得して処理し、時系列データを示すグラフを作成します。それでは、ひとつひとつ詳しく見ていきましょう。

1. 必要なライブラリのインポート:

  • import requests: この行は、ウェブサイトや API へのリクエスト(ウェブサーバーからのデータの取得など)に使用される requests ライブラリを読み込みます。コードがインターネットとやり取りする方法と考えてください。

  • import matplotlib.pyplot as plt: matplotlib ライブラリ(特に pyplot モジュール)をインポートします。matplotlib はグラフやチャートの作成に使用されます。この省略形は plt です。

  • import pandas as pd: pandas ライブラリをインポートします。このライブラリは、テーブル形式(スプレッドシートに似た形式)のデータの操作に適しています。pdpandas の省略形です。

2. fetch_and_plot_data 関数の定義:

この関数はすべての処理を行います。API URL(データが存在するウェブアドレス)を入力として受け取ります。

  • データの取得:

    • response = requests.get(api_url): この行は、API URL にリクエストを送信してデータを取得します。API からのレスポンス(データを含む)は response 変数に格納されます。
    • response.raise_for_status(): リクエストが成功したかどうかを確認します。問題が発生した場合(ウェブサイトが停止しているなど)は、エラーが発生し、コードが停止して問題が通知されます。
  • データの処理:

    • data = response.json(): API がデータを JSON 形式(ウェブ API のデータ構造化の一般的な方法)で返すことを前提としています。この行は、レスポンスを操作しやすい Python の辞書またはリストに変換します。
    • df = pd.DataFrame(data): JSON データからテーブルに似た pandas DataFrame を作成します。これにより、データの操作と分析が容易になります。
    • df['date'] = pd.to_datetime(df['timestamp']): この行は、データに timestamp 列があることを前提とし、それらのタイムスタンプを pandas が認識できる適切な日時オブジェクトに変換します。次に、date という新しい列を作成します。
    • df.set_index('date', inplace=True): date 列を DataFrame のインデックスとして設定します。インデックスは各行のラベルのようなもので、時間の経過に伴うデータを簡単にプロットできます。
  • グラフの作成と表示:

    • plt.figure(figsize=(10, 5)): 指定したサイズ(幅 10 インチ、高さ 5 インチ)の新しいグラフを作成します。
    • plt.plot(df.index, df['value'], marker='o', linestyle='-'): これはコア プロット コマンドです。value 列(Y 軸)を date インデックス(X 軸)に対してプロットします。marker='o' は各データポイントをマークする円を追加し、linestyle='-' は点を結ぶ線を描画します。これは、データに value 列があることを前提としています。
    • plt.title('Data Visualization')plt.xlabel('Date')plt.ylabel('Value'): これらの行は、グラフの軸にタイトルとラベルを追加し、理解しやすくします。
    • plt.grid(True): グラフにグリッドを追加して読みやすくします。
    • plt.show(): 作成したグラフを表示します。
  • エラー処理:

    • except requests.RequestException as e:: これはエラーハンドラです。requests 部分で問題が発生した場合(ネットワーク エラーなど)、このコードはエラーをキャッチし、問題を示すメッセージを出力(print(f"Error: {e}"))して、プログラムがクラッシュしないようにします。

3. 関数の呼び出し:

fetch_and_plot_data('https://api.example.com/data'): この行は、サンプル API URL を使用して関数を実際に実行します。'https://api.example.com/data' は、使用する API の実際の URL に置き換えます。この URL は、コードが処理できる形式(timestamp フィールドと value フィールドを含む JSON など)でデータを提供する必要があります。

つまり、このコードは、指定された API からデータを効率的に取得し、pandas を使用して整理して、matplotlib を使用して可視化します。プロセスを確実に実行するため、これらのすべてにエラー処理を追加しています。

モデル: gemini-1.5-flash-002
温度: 0.2
最大出力トークン: 8192
TopK: 40.0
TopP: 0.95