Cloud SQL 情報スキーマ

このページでは、Cloud SQL 情報スキーマ テーブルの追加について説明します。

information_schema.innodb_vector_indexes

再起動後にメモリ内で開かれたすべてのベクトル インデックスを取得します。

列名 説明
INDEX_NAME インデックスの名前
TABLE_NAME db_name.table_name 形式の修飾テーブル名
INDEX_TYPE TREE_SQ がサポートされている
ディメンション ベクトル列の次元
DIST_MEASURE インデックスの作成に使用される距離尺度
ステータス インデックスの現在の状態を説明する文字列
状態 インデックスの内部状態
NUM_LEAVES ユーザーが構成したリーフの数、またはベーステーブルのサイズに基づいて内部で計算されたリーフの数
NUM_LEAVES_TO_SEARCH ANN で検索するリーフの数。クエリ時にオーバーライドできます。
クエリ サーバー起動以降のこのインデックスに対する ANN クエリの数
突然変異 ベクトル インデックスの更新につながったベーステーブルに対する DML オペレーションの数
TREE_MEMORY ベクトル インデックスのリーフ以外の部分が占有するメモリ

information_schema.innodb_all_vector_indexes

インスタンス上に存在するすべてのベクトル インデックスが含まれます(メモリ内でまだ開いていないインデックスも含まれます)。

列名 説明
id innodb_indexes.index_id と同じ
table_id インデックスに関連付けられているテーブルを表す識別子
sub_table_id ベクトル インデックスに関連付けられたサブテーブルを表す識別子
state インデックスの内部状態。information_schema.innodb_vector_indexes と同じ
破損 インデックスが破損しているかどうかを示します。1 は破損、0 は破損なしを意味します。
構成 インデックス構成を示す JSON 値。

構成:

  • 「D」は、このパラメータの静的デフォルト値であることを示します。
  • 「G」は、値が内部で生成または計算されることを意味します。
  • 「C」は、値がユーザーによって明示的に指定されていることを意味します。

    優先順位は C > G > D です。

information_schema.innodb_vector_indexes_memory

インスタンス内のベクトル インデックスの全体的なメモリ使用量に関する情報を提供します。

列名 説明
状態 ベクトル インデックスのメモリ管理が有効になっている。
TOTAL_MEMORY cloudsql_vector_max_mem_size
INDEX_MEMORY index_tree をメモリに読み込むために使用されるメモリの量。
TRAINING_MEMORY インデックスのビルド中にトレーニングに割り当てられるメモリの量。
LOADED_INDEX メモリに読み込まれるインデックスの数。

次のステップ