このページでは、Anthos Service Mesh をアンインストールする方法について説明します。
Anthos Service Mesh のアンインストール
以下のコマンドを使用して、オリジナルの構成プロファイルでインストールされた Anthos Service Mesh コンポーネントをアンインストールします。また、これらのコマンドでは、istio-system
名前空間と、適用した CRD を含むすべてのカスタム リソース定義(CRD)も削除します。CRD を作成した場合は、そのコピーがあることを確認してください。
構成に応じて次のいずれかを選択して、コントロール プレーンを削除します。
GKE on VMware、GKE on AWS、Amazon Elastic Kubernetes Service、または Microsoft Azure Kubernetes Servic に Anthos Service Mesh をインストールしている場合:
istioctl manifest generate --manifests=YOUR_MANIFESTS_DIRECTORY --set profile=asm-multicloud | kubectl delete --ignore-not-found=true -f -
Google Kubernetes Engine に Anthos Service Mesh をインストールしている場合:
istioctl manifest generate --manifests=YOUR_MANIFESTS_DIRECTORY --set profile=asm-gcp | kubectl delete --ignore-not-found=true -f -
istio-system
名前空間を削除します。kubectl delete namespace istio-system
削除が正常に完了したかどうかを確認します。
kubectl get ns
次に示すように、
Terminating
状態を示す出力が返されます。出力されない場合は、名前空間内の残りのリソースを手動で削除して、もう一度試してください。NAME STATUS AGE istio-system Terminating 71m
名前空間でサイドカーの自動挿入機能が有効になっている場合は、これを無効にします。
kubectl get namespace YOUR_NAMESPACE --show-labels
出力は次のようになります。
NAME STATUS AGE LABELS demo Active 4d17h istio.io/rev=asm-181-5
出力の
LABELS
列の下にistio.io/rev=
が表示されている場合は、削除します。kubectl label namespace YOUR_NAMESPACE istio.io/rev-
出力の
LABELS
列の下にistio-injection
が表示されている場合は、削除します。kubectl label namespace YOUR_NAMESPACE istio-injection-
istio.io/rev
ラベルまたはistio-injection
ラベルが表示されていない場合、名前空間で自動挿入が有効になっていません。