Live Stream API のベスト プラクティス

このページでは、Live Stream API のベスト プラクティスの概要について説明します。Live Stream API を使い始めたばかりの場合は、クイックスタートをご覧ください。

可能であれば SRT プロトコルを使用する

入力エンドポイントを作成するときに、ソース ストリーム プロトコルには RTMP_PUSHSRT_PUSH の 2 つのオプションがあります。SRT は RTMP よりも推奨されています。SRT はより高度で、次のような追加機能も備えています。

  • パケット ドロップの復旧
  • 前方誤り訂正
  • 複数の音声エレメンタリ ストリームのサポート
  • 高帯域幅

ストリーミング プロトコルの選択には、その機能を提供する適切なエンコーダ/トランスコーダが必要です。ほとんどのプロフェッショナル クラスのエンコーダは SRT をサポートしています。

ソースの解像度とフレームレートに応じて、次のビットレートを使用します。ビットレートが高いほど、直接品質が高くなります。

解像度(ScanMode)/フレームレート H.264 ビットレート(Mbps)
576i/25 と 480i/29.97 3
720p/25/30 8
720p/50/60 15
1080i/25 と 1080i/29.97 12
1080p/50 と 1080p/60 20

入力解像度とフレームレート(60 FPS)に応じて、出力チャネル解像度とビットレートに対して、適用可能であれば 60 FPS のより高いフレームレート ステップを追加します。ステップを追加すると、コンピューティング能力がさらに必要になることに注意してください。推奨されるラダーは次のとおりです。

解像度(ScanMode)/フレームレート H.264 ハイ プロファイル ビットレート(Kbps)
416x234 p25/30 150
640x360 p25/30 400
768x432 p25/30 750
768x432 p25/30 1100
960x540 p25/30 2200
1280x720 p25/30 3300
1280x720 p50/60 5500
1920x1080 p25/30 6000
1920x1080 p50/60 9000

音声の場合、推奨設定はチャンネル数に基づきます。

チャネル AAC ビットレート(Kbps)
2.0 64
2.0 160
5.1 384