GKE の概要

Google Kubernetes Engine(GKE)は、Google のインフラストラクチャを使用して、コンテナ化されたアプリケーションのデプロイ、管理、スケーリングを行うマネージド環境を提供します。GKE 環境は複数のマシン(具体的には、Compute Engine インスタンス)で構成され、これらのマシンがグループ化されてクラスタを形成します。

GKE によるクラスタ オーケストレーション

GKE クラスタでは、Kubernetes オープンソース クラスタ管理システムが使用されます。クラスタの操作には、Kubernetes のメカニズムが使用されます。Kubernetes のコマンドとリソースを使用して、アプリケーションのデプロイや管理、管理タスクの実行やポリシーの設定、デプロイ済みワークロードの状態のモニタリングを行うことができます。

Kubernetes は、よく利用されている Google サービスと同じ設計原則を採用しており、自動管理、アプリケーション コンテナのモニタリング、更新のローリングなどの機能を Google サービス同様に利用できます。クラスタでアプリケーションを実行するときは、Google の 10 年以上の経験に裏付けられたテクノロジーを利用して、コンテナで本番環境のワークロードを実行できます。

Google Cloud での Kubernetes の使用

GKE クラスタを実行すると、Google Cloud が提供する高度なクラスタ管理機能のメリットも得られます。以下の内容が含まれます。

Kubernetes のバージョンと機能

GKE クラスタのコントロール プレーンは、新しいバージョンの Kubernetes が安定版になるとそのバージョンを稼働するように自動的にアップグレードされるため、オープンソースの Kubernetes プロジェクトの最新機能のメリットを活用できます。

Kubernetes の新機能は、開発状況に応じてアルファ版ベータ版、および安定版のいずれかで示されます。ほとんどの場合、ベータ版または安定版として表示された Kubernetes 機能が GKE に同梱されます。Kubernetes アルファ版の機能は、特別な GKE アルファ クラスタで使用できます。

GKE ワークロード

GKE はコンテナ化されたアプリケーションで動作します。これらは、Docker などを使用してプラットフォームに依存しない分離されたユーザー空間インスタンスにパッケージ化されたアプリケーションです。GKE と Kubernetes では、アプリケーションであるかバッチジョブであるかにかかわらず、このようなコンテナを総称的にワークロードと呼んでいます。GKE クラスタにワークロードをデプロイする前に、ワークロードをコンテナにパッケージ化する必要があります。

GKE は、Docker コンテナの使用をサポートします。GKE がワークロードをサポートするノードイメージの詳細については、ノードイメージをご覧ください。

Google Cloud には、アプリケーション コンテナの構築と提供に役立つ継続的インテグレーション ツールと継続的デリバリー ツールが用意されています。Cloud Build を使用すると、さまざまなソースコード リポジトリからコンテナ イメージ(Docker など)をビルドできます。Container Registry はコンテナ イメージの格納と提供に使用されます。

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