Infrastructure Manager では、アノテーションとラベルを使用できます。必須ではありません。このドキュメントでは、ラベルとアノテーションを添付できるリソースと、それらを使用する方法と表示できる場所について説明します。Infra Manager でアノテーションまたはラベルを使用するには、--annotation
フラグと --label
フラグを使用します。
アノテーションとラベルとは
アノテーションは、自由形式のテキストの Key-Value ペアです。これらを使用して、リソースに関連付けられた任意の情報を付加できます。
ラベルを使用すると、リソースを整理できます。たとえば、ラベルの選択に基づいてロジックを適用できます。
アノテーションは、通常、リソースに関連付けられた任意のデータを保存するためにクライアント ツールで使用される、識別できない情報を保存するために使用されます。一方、ラベルは通常、リソースの整理に使用されます。
Google Cloudでのアノテーションの使用の詳細については、アノテーション AIP のドキュメントをご覧ください。ラベルの使用について詳しくは、ラベルの概要のドキュメントをご覧ください。
アノテーションとラベルの制約
アノテーションと同様に、ラベルは Key-Value ペアであり、次の制限事項に準拠する必要があります。
- キーと値の両方が 128 バイト以下である必要があります。
- キーと値には、小文字、数字、アンダースコア、ダッシュのみを使用できます。
- キーは、小文字または国際文字で始める必要があります。
すべての文字には UTF-8 エンコーディングを使用する必要があります。 国際文字も使用できます。次に例を示します。
--annotation="appVersion=v.1.2.3,environment=production"
Infra Manager でアノテーションとラベルを使用する
アノテーションとラベルの使用は、 Google Cloud インフラストラクチャ全体でさまざまな方法で適用できます。
Infra Manager でデプロイを作成または更新する場合は、アノテーションとラベルを使用して、デプロイをモニタリングしたり、情報セットをクエリしたりできます。詳細については、Infra Manager を使用してインフラストラクチャをデプロイする、デプロイを更新する、デプロイをプレビューするをご覧ください。
次のステップ
Infra Manager を使用して、 Google Cloudでインフラストラクチャを標準化し、再利用してスケーリングします。