プロジェクトの App Check を有効にする

このガイドでは、Identity Platform プロジェクトで Firebase App Check を有効にする方法について説明します。

App Check は、証明書サービスを使用して、プロジェクトに対して行われたリクエストが、ユーザーのアプリまたは不正に変更されていない本物のデバイスから発信されていることを確認します。

App Check は、クライアント SDK で使用される次のオペレーションを保護します。

認証オペレーション

メソッド 説明
CreateAuthUri Google、Facebook、Apple などの ID プロバイダでログインする際に、指定されたメールアドレスで使用可能なログイン方法を取得します。
SendVerificationCode 電話番号でのログイン用の SMS 確認コードを送信します。
SignInWithCustomToken カスタム認証トークンを交換して、ユーザーをログインまたは登録します。
SignInWithEmailLink メールのリンクに記載された帯域外のコードを使用してユーザーをログインまたは登録します。
SignInWithIdp ID プロバイダ(IdP)の認証情報を使用してユーザーをログインまたは登録します。
SignInWithPassword メールアドレスとパスワードを使用してログインします。
SignInWithPhoneNumber 電話番号認証の試行を完了します。
SignUp 新しいメールアドレスとパスワードのユーザーまたは匿名ユーザーを登録するか、匿名ユーザーをメールアドレスとパスワードにアップグレードします。

アカウント管理オペレーション

メソッド 説明
DeleteAccount ユーザー アカウントを削除します。
GetAccountInfo ログイン後にユーザー情報を取得します。
GetOobCode ユーザーのメールアドレスに送信する帯域外のコードをリクエストします。
ResetPassword 帯域外のパスワード リセットを完了するか、メールや別の帯域外メカニズムでユーザーに送信された確認コードを確認します。
SetAccountInfo メールアドレス、パスワード、表示名などのユーザー アカウント情報を更新します。

App Check を有効にする

プロジェクトで App Check を有効にするには、次の操作を行います。

  1. Firebase コンソールで、[Build] > [App Check] に移動します。

  2. [開始する] をクリックします。

  3. スタートガイドに沿ってプロジェクトに App Check を登録して実装します。

次のステップ