Gemini Enterprise アシストを使用して Gemini Enterprise を設定する

データストアや認証の設定と構成を行う際は、Gemini Enterprise アシストを使うと便利です。

Gemini Enterprise アシストは、次の主要なオンボーディング タスクをサポートするように設計されています。

  • Workforce Identity 連携(WIF)の設定。
  • Google カレンダー、Google ドライブ、Gmail、連絡先のデータソースの接続。
  • Jira Cloud、Confluence Cloud、EntraID、Microsoft OneDrive、Microsoft Sharepoint、Microsoft Outlook、ServiceNow のデータソースの接続。

Gemini Enterprise アシストは、個別の質問に回答し、設定プロセスを段階的に案内することで、両方の面からサポートしてくれます。

Gemini Enterprise アシストの使用方法

  1. Gemini Enterprise アシストへのアクセス方法は、Gemini Enterprise アシストでご確認ください。
  2. サポートが必要な内容(WIF、Jira、Confluence の設定)を選択します。
  3. ご利用の環境に関する詳細情報の入力を求められます。たとえば、クラウド サービスとオンプレミス サービスのどちらを使用しているか、現在の ID プロバイダ、特定のネットワーク構成などについて質問されることがあります。
  4. Gemini Enterprise アシストに十分な情報を提供することで、問題の解決のために次のやるべきことや、外部ドキュメントへのリンクが得られます。

また、Gemini Enterprise アシストは、設定プロセス全体を案内するために、インタラクティブな手順ガイドを提供することもできます。Gemini Enterprise アシストによる設定プロセスの案内の仕組みは次のようになっています。

  • 選択したデータソースと共有した情報に基づいて、事前定義されたワークフローが開始されます。
  • 各ステップで期待される結果を示しながら、一度に 1 つの明確な指示が提示されます。
  • OAuth スコープや API キーの形式などの入力を検証するよう求めるメッセージが表示されます。発生する可能性のある問題のデバッグにも役立ちます。

主な考慮事項と制限事項

Gemini Enterprise アシストを使用する際は、次の点に注意してください。

  • 自動アクションなし: Gemini Enterprise アシストは、ユーザーに代わって設定タスクを実施することはできません。この手順は管理者が行う必要があります。
  • サードパーティ プラットフォーム: Gemini Enterprise アシストは、Jira や Confluence などのサードパーティ プラットフォーム内のリソースをプログラムで構成できません。
  • デバッグ アクセス: Gemini Enterprise アシストは、内部システムやログにアクセスできません。