Cloud Endpoints Portal の概要

Cloud Endpoints Portal を使用して、デベロッパー ポータルを作成します。デベロッパー ポータルとは、Cloud Endpoints API のユーザーが API を調べてテストするためにアクセスできるウェブサイトです。開発中のコードで API を使用するデベロッパーは、このポータルで SmartDocs API リファレンス ドキュメントを参照できます。SmartDocs は、Cloud Endpoints Frameworks によって作成される OpenAPI ドキュメントを使って API リファレンス ドキュメントを生成します。 SmartDocs には [Try this API] パネルが含まれているので、デベロッパーはドキュメントを表示したまま API を操作できます。

ポータル

独自のカスタム ドキュメントを提供して、ユーザーが API を問題なく使用できるようにすることもできます。

Endpoints Portal のデモで、さまざまな Endpoints サンプルから作成されたポータルをご覧ください。

制限事項

  1. デベロッパー ポータルにアクセスするには、ユーザーが GCP プロジェクトで認証する必要があります。認証されていないユーザーは、デベロッパー ポータルを表示できません。
  2. [Try this API] パネルを使用するには、Endpoints サービスはアクセスできるように公開されている必要があります。Endpoints サービスで他の認証(IAP など)が構成されている場合、リクエストは失敗します。
  3. Endpoints Portal では、1 つの Endpoints デプロイメントの異なる名前空間で宣言された同じ名前のメッセージやサービスはサポートされていません。これは、Endpoints で API のバージョニングのベスト プラクティスに従おうとするユーザーに影響する可能性があります。誤ったメッセージまたはサービスのバージョニングを回避するには、次のいずれかの方法を使用します。
    • すべての .proto ファイル内のメッセージとサービスに一意の名前を付ける。たとえば、バージョン 1 では data メッセージに data1、バージョン 2 では data2 と名前を付けます。
    • API バージョンを異なる Endpoints デプロイメントに分離する。

次のステップ